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2005/03/13(日)
かなりヘビーでした
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三週間ほどためていたビデオをじっくり見ました。 内容が重いものだと分かっていたので、 立て続けに見たほうがいいと思って・・・
『三年B組金八先生』です。 昔ながら素朴な中学生のそれとは全く面代わりしていますね。 このシリーズはスタート当初から、問題提起してきているので好きな番組の1つです。
その時代・時代にあったテーマを生徒を通して分かりやすく見せてくれています。 若いカップルの妊娠問題・親の思いでがんじがらめになったがために性格が変ってしまった兄弟。 前回のシリーズの時は性同一障害を取り上げて、考えさせてくれる内容でした。
すでに中学生とは縁のない娘達ですが、金八先生とそれを取り巻く先生方の年齢の重ね方が、 なにやら仲間意識さえ持てて・・・
今回は中学生の周りにある「覚せい剤」の問題です。 口でいくらクスリは危険だから近寄るなと説教しても、 実際の所好奇心の方が先にたって手を出す若者が多いでしょう。
以前これもまたTVのドキュメントで『夜回り先生』こと水谷先生も、 その中で命をかけて若者達から、クスリを追放しようと頑張っていらっしゃいました。
一旦クスリに手を出した人が、完全にクスリと縁を切る事ができるのは三割しかいないそうです。 またクスリに依存してしまう人は三割、あと二割は何とか縁を切りたいと病院に入っている人、 そして残りの一割は命を失う人。
これらの現実があることをニュースで知る事はあっても、 実生活では見ることもなく過ごす事は確かに幸せだけれど、 それらの苦しみを抱えながらいる人々の事を知った上で、 痛みが少しでも分かれば・・・
クスリに依存することだけでなく、アルコール依存症というものもあります。 依存症そのものは年齢に関係なく起こりうるものです。 心の弱い部分をどうしても何か違うもので補ってしまう。 それがクスリだったり、アルコールだあったり・・・ これは人格をも壊すもので、決して家族をそれらにとり付かれないようにしたいと思います。
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