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2005/03/15(火)
住民基本台帳
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ほとんどの市町村でこれが簡単に閲覧できる事をご存知ですか?
これを悪用したとても悪質な事件が実際に起こってみると、 この制度大至急システムを変える必要ありと思いました。
ある男、住民基本台帳で母子家庭を調べだし、母親が仕事で留守にしている家に出かけ、 留守番している女の子にわいせつ行為を働いたのです。 それも一件だけでなく余罪が沢山出てきたそうです。
取調べの過程でこの住民基本台帳が簡単に閲覧できる事が警察当局にも分かり、 余りにも堂々と悪用する手口に驚いたということです。
閲覧するには申請書が必要なんですが、自分の身分を示すものを所持し、 印鑑があって尚且つ申請理由がはっきりとしていれば、 誰でもどこでも他人のプライバシーを見ることが出来るこのシステム、かなり危険です。
例えば営業マンが「○○年〜○○年生まれのお子さんに教材を薦めたいので、 この地域の住民なの中から抽出したい」といえば、まかり通るんですよね。
例えいくらかの閲覧費用がかかったとしても、仕事で売り上げを上げれば充分ですよね。
電話帳は現在掲載しないとNTTに申請すれば、掲載されませんし、 どうしても知りたくて104に問い合わせしても、電話帳に掲載されていない人の事は教えはしません。
今回のように母子家庭が狙われたという悪質極まりないものに関しては、 余計に保護されていれば〜と思います。 これに関連して、「振り込め詐欺」のなかで電話帳で年寄りの一人住まいを探し当てた、 というものもありましたね。
犯罪者というのはかなりの手口を研究していると言う事を忘れてはならないではないでしょうか?
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