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2005/03/22(火)
将来は〜
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卒業式シーズンですね。 卒業式につき物には卒業文集があります。 よくその中に「将来の夢」などというタイトルで、 書かされた記憶がありませんか?
それに関連して先日ある投稿にこんなものがありました。
小学生の息子さんが卒業を記念して、地域で募集した広報誌に 「将来の夢」を書いていたのを読んだそうです。 それには「小さな会社で良いから、真面目な仕事をする社員になりたい」 と書かれていたそうです。
それを読んだお母さんは「なんてスケールが小さい、ささやかな夢だろう」 と思ったそうです。 しかし、書かれたものについて後日担任からのメッセージ届き、 「ものごとをいつも真剣に真面目に考えようとしているのが伝わってきた、 その気持を大切にして欲しい」とあったそうです。
このお母さんはがっかりとした自分の気持ちをとても反省されたそうです。 何をこの子に望んでいたのでしょうかと・・・
幼い時は健康で人に迷惑をかけない子で育って欲しい〜 ただそれだけだったのに〜
これはどのお母さんも同じですよね。 幼い時は元気であればそれだけで良いと思っていた時期が、 誰にもあるはずですよね。
それが段々長じてきて、あんな学校に入って欲しい〜 こんな会社に就職して欲しい〜 こういう人と結婚して欲しい〜 早く孫を抱かせて欲しい〜
全く親の希望だけが先行してしまって・・・ 子供の本当にやりたいことを延ばす手助けよりも、妨げになっているかもしれない。 このお母さんも反省されて、彼の素朴な夢が実現できるように、 黙って見守っててあげるそうです。
そういう私も沢山反省して、このお母さんを見習わなくてはいけません。
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