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2005/07/25(月)
海猿裏話
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今季のイチオシのTVドラマを「海猿」と思っているのは、 私だけではないと思いますが〜 この作品、昨年の夏劇場公開された映画が前作となります。
海上保安庁なるもの、ほとんどの人に認識が無かったかもしれない存在、 といったら言いすぎでしょうが〜 たまたま高校先輩が入ってて、学生時代の部活の時に、 制服姿で帰省したときはとても眩しくカッコイイと思ったものです。
映画でご覧になった方もあると思いますが、 訓練の凄まじさもさることながら、 迫力の有る水中のシーンの数々はとても見ごたえがありましたね。 特に訓練生同士が組んで行う救助のシーンなどは〜
そして今回のドラマでも前作同様の物が要求されるわけですね。 いいえ、それ以上かもしれません。
今回のものでも、深さ5メートルのプール一杯に転覆したタンカーと漂流船が沈ませました。 甲府市内の市営プールにて撮影は行われたそうです。
船内の重厚な鉄のドアは叩くとトントンと乾いた音がする。 鉄で出来ている船と見せかけて、実はベニヤ板。 木材が浮かないように総重量30トンのH鋼に固定して 大型クレーンを使って組み立てたそうですよ。
細かな部分にも数々の工夫がされて、 美術の方たちの苦心が随所にあるようです。 本物の船はサビを防ぐ為に、ペンキを塗り重ねています。 ベニヤ板にペンキを塗り重ねていると 古くなったように見せることも出来るそうです。
サビや水漏れ、ホコリや鉄板を溶接した跡、これはすべて作り物。 テレビの画面では違いが分からないまでの職人さんの芸。
ストーリーだけでなく、こういう細かな所も見ていると楽しいかもしれませんね。 三部作目は来春再び劇場公開予定だとか・・・
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