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2005/08/06(土)
毎年この季節にU
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昨夜の報道番組で「ヒロシマ」が取り上げられていました。 後半になってアメリカの男性が出演していましたが、ご覧になりましたか?
かれは原爆を作った科学者の1人です。 そしてB−29に乗員して、ヒロシマに投下され後小さな航空機の窓から、 きのこ雲が広がるのを撮影していた人です。
日本で原爆の体験された2人の方と対談されて、罪のない人々に謝罪して欲しいと伝えると、 決して謝罪はしないと言い切りました。 「真珠湾を忘れるな」という言葉を切り出しました。
多くの友人を真珠湾でなくされたと言うことは分かりました。 しかし、そこは戦いの場でもあったはずです。 ヒロシマは戦地に夫や父を送った人々が生活している場であったはずです。
人の命はどんな場であっても奪って良いものではないことを、 今の人々は充分に理解し、謝罪すべき所は謝罪して次の世代へ、 命の尊さ、戦争のむなしさを伝えていくべきはずなのに〜
彼はそして高齢のアメリカ人の心の中には彼と同じ信念が頑なに残っています。
以前、スミソニアンにある博物館の中にある「エノラ・ゲイ(B−29)」の展示を止めて欲しいと言う、 日本の団体の要望は簡単に却下された事がありました。
アメリカの人々が全部こんな考え方とは思いませんが、 今回の彼はヒロシマの記念館で悲惨な資料や展示物を見た直後でも、 その答えは変らなかった事がとても腹立たしかったのは私だけなんだろうか・・・
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