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2006/01/25(水)
画期的な試み
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小さなコラムでしたので、見逃した方も多いかもしれません。
千葉県に我孫子市(あびこし)と言うところが有ります。 今の時期どちらの自治体も来年度の予算編成をしていますね。 しかし、どれを優先させて良いか判断に迷う場合は住民の意見を聞いてみよう。 と言う発想から予算編成の方法を変えてみたそうです。
新規事業を選ぶ過程を逐次、市のHPに載せて 13万人余の市民から意見を募っているそうです。
まず昨年の12月半ばに、各課が要求した計207の新事業の概要と目的・金額を並べたものを公表。 全部で30億円かかる試算の下に、市が来年度に使えるのは 10億8千万円ほどだと書いたそうです。 それぞれの事業に優先度の高い順からA・B・Cの評価とその理由もをつけたそうです。
さらに歳出を減らす調整を市役所で続けて、 12/28と1/18づけでも採否の状況を公表。 この間に担当者は不満などの対応すべく備えていたが、3件ほどだったとか・・・
回答等もすべて公表して、意見は24日まで募集したようです。
ソロソロまとめられているのかもしれませんが、 自分達の税金の使い道を決める予算に、主権者たる住民が表に出られるチャンス。 こういう試みこそ沢山の自治体で行ってくれれば、 生きた税金の使われ方だと思われる。
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