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2006/04/25(火)
熟年も〜
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わが街「さいたま」には芸術劇場という芸術の発表の場があるのですが、 そちらで新しい試みが行われようとしています。
演出家の蜷川幸雄氏が発起人となって「さいたまゴールド・シアター」なるものの 旗揚げが始まろうとしています。
『年齢を重ねるということは、様々な経験を、つまり深い喜びや悲しみや平穏な日々を 生き抜いてきたということの証でもあります。 その年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、 身体表現という方法によって新しい自分に出会うことは可能ではないか?ということが、 私が高齢者の演劇集団を創ろうと思った動機です』
上記の主旨で募集されオーデションを受けた方が新聞に投稿していました。
65歳のこの方は悩みに悩んだ末に締切日のその日に決心して応募。 300文字ものながい台詞を覚えるのにも苦労されて 当日黒いスタジオの中の公園のベンチのセットを前にして 台詞は吹っ飛んでしまい・・・それでも たった一人の観客、蜷川氏の前で2分間がとても長くも短くも感じたそうです。
その投稿には結果は書かれていませんでしたが 彼女の奮い立つ思いでの応募に盛大な拍手を贈って上げたいですね。
(20人の合格枠に対して応募は1200人だったとか・・・)
自分が〜なんて考えた時ちょっと憧れては見るものの 行動にまでは結びつかないだろうと思うととても凄い行動力だと思うからです。
オーディションに受かった方々が第1回の公演が何になるのか楽しみですね。 機会があれば目の前で皆さんの熱演を見て見たいと思います。
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