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2005/02/04(金)
武器物語(あくまでわたしの想像)
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【レイドソード】 わたしの名前はギルモア・・ここに立ち尽くして何年になるだろうか・・・闇に眠るアンタラスを監視するものとして・・・何年呪縛を受ければいいのか・・・ 一人の冒険者が私に、一本の朽ちかけた棒を見せた・・・ そこには小さく名前が掘ってある・・・遠い昔戦った戦友の名前・・・私はその冒険者に、朽ちた顔でにやりと笑うと、その棒を彼に返した。 「そこにほってある名前には見覚えがある・・・それはな、古の剣の柄だ・・・そいつを持ってオーレンを訪ねるといい・・」
古き昔、その柄には刃があった。かつてアンタラス討伐のために作られた剣・・・レイドソード。 その姿は、けして華美ではなく、まっすぐで長いすらりとした刃を持っていた。 斬るにも突くにも適したその刃は、アンタラスという化け物を討伐できることを祈願し、「レイドソード」と名づけられた・・・
しかしその剣は・・・いまドラゴンバレーにすむものの手に朽ちてあり・・・果たされなかった悲願を・・成就するために振るわれることを待ちながら・・・ 長い年月を待っている
【クリムゾンソード】 オークの村に駆け出しの戦士に授与される武器がある。 ブッチャー・・・それは幅広の、まさしくオークらしき剣。 パアグリオの加護を受けた戦士たちは一度はその剣を手にする・・・ そして一人前の戦士になったとき・・・彼らは今一度幅広の剣に己の命を託す・・・ その剣は、初心を思い出させる剣・・・今一度パアグリオの心を思い起こさせるための剣・・・ 目の前に立ちふさがる者たちの血で染まった刀身は・・・まさにパアグリオの炎のごとく、オーク戦士の闘士によって熱く、赤く紅に・・・ その様相からこう呼ばれることになる・・・「クリムゾンソード」と・・・・
【ナイトソード・レボリューションソード】 国王に忠誠をささげ、国を守護する者たちがいる。 彼らはナイトと呼ばれ、国の盾として栄光に包まれていた。 彼らの携える剣は、きらびやかな装飾がされ、威厳と誇りに満ちていた。彼らの携えし剣は「ナイトソード」権威の象徴であった
・・・しばらくして・・・人間の騎士は、エルフへ反旗を翻す。彼らは、一様に装飾の削られたシンプルな剣を携えていた。 ほかの騎士に対抗するため、彼らはドワーフに頼み、その剣を鍛えなおしていたのだ・・・そのうちにきらびやかな装飾ははがれ、地の金属が露出したのだ・・・ その無骨な剣は、エルフたちの軍勢を蹴散らし革命をもたらした・・・守るための「ナイトソード」より生まれし、似て非なる剣・・・ その剣を「レボリューションソード」・・・そう呼ぶ・・・
(あくまで、いろいろ考えてみただけですので公式ではありません)
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