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2004/09/08(水) 中国人とPTを 前編
 今日も今日はでサヂはまむまむ狩り。しばらく意気揚々と狩っていたのですが、サプライヤーにブレイズぶっ放した瞬間、エラー落ちに。あらら、でもいいや、サプライヤーノンアクだから死ぬことはないでしょう。と、気を取り直して再ログイン。しかし、その瞬間後ろからぼかぼかという音が。なんでっ!?と思って振り返ると、なんと敗残兵がサヂを殴っていました。これはまずい、と一旦引き離してスリープ掛けようと走ったら、何と敗残兵は二匹でした。ざくざくと減っていくサヂのHP。大急ぎで一匹を寝かせ、もう一匹も逃げ惑いながらスリープを掛けようとしたところ、前から一本の矢が。見ると一人のマンティコ着た男エルスカさんが弓を引いていました。矢は見事に敗残兵に命中、敗残兵のタゲはエルスカさんの方へ。サヂも慌ててブレイズをぶっ放す。二人の共闘によって眠っていた方の敗残兵も倒れました。何とか死なずに済み、そのエルスカさんにお礼を言うと、そのエルスカさんは名前は仮名文字の日本名だったのですが、どうやら中国人の様子。慌てて英語でお礼を言い直すと、エルスカさんは嬉しそうにPT勧誘。敗残兵にまたいつ襲われるか分からない危険な場所で弱っちいウィザード一人放っぽっておくのは危ないとか感じたのでしょうか(笑)。思わずOKしました。

 それで、中国エルスカさんとのペア狩りが始まりました。狩り方はエルスカさんがFAを取り、サヂが援護攻撃、ヒールやエンチャもサヂが担当、リンクしすぎたらスリープ掛ける、という日本人とのペア狩りと全く変わらない狩り方。途中エラー落ちしてしまいましたが、エルスカさんは「np ^^」と言って許してくれました。狩りの合間に英語で会話したりもしました。そのエルスカさんは、台湾出身の25歳で、日本語がちょっとできるそうです。試しに平仮名だけの日本語で「これわかりますか?」と聞いたら、同じく平仮名で「わがだ」と返してきました。たどたどしい日本語が微笑ましくて、もう少し長い文(もちろん平仮名)で話しかけてみたら「;^^; sorry ~~~~~」と返してきました。ちょっと難しかったみたいです。暫く狩っていると、そのエルスカさんはもう一人女エルスカさんをPTに入れました。その人も中国人。しかもよく将校狩ってるのを見る人でした。人数が増え、狩場はテントへ移動。そこで指揮官や、テントにいっぱいはまってる下級まむまむを狩っていたのですが、サヂのミスで指揮官を大量に引きつけてしまい、テントの外へ逃げるも虚しくサヂは倒れてしまいました。ドロップはなかったものの、サヂが死んだのが確認されたらしき瞬間、PTは解散されました。かなりショックでした。結局あの人も他の中国人と同じ、あの時のドワーフと同じ、日本人は利用の対象でしかないのか、利用価値が無くなったら捨ててしまうのか。あんなにいい人だと思ってたのに・・・倒れたままそんな気分に沈んでいると、テントの中に、エルスカさんの姿が現れました。そのエルスカさんは突然、テントの中の大量のまむまむに斬りかかり・・・驚く間もなく、袋叩きにされて倒れてしまいました。その光景に、何も言えずにいると、エルスカさんは「;^^;」とだけ打ち、そのままずっと倒れていました。

 とにかく、誰も生き返してくれそうにないし、ずっと倒れたままでいる訳にいかない、ということで最寄りのディン村へ。戻ったとしてもまた露営地に戻る気になれず、ただあのエルスカさんはどうなったのかな、とその場から動かず立ちつくしていると・・・またもPT勧誘が。しかし、その相手はエルスカさんではなく、一人のドワーフさんでした。もちろん中国人。復活して即PTに誘われるとは・・・正直あまり狩りに行きたい気はなかったのですが、ドワーフさんは「GOGOGO~!」と、かなり乗り気の様子。しかたなくというかさっきのデスペナを取り戻すということも兼ねて、そのドワーフさんについて行くことに。
「Where are you going?」
「Sanctuary.」
神殿へ行くそうです。さっきのエルスカさんより、かなり流暢な英語力の方でした。
「+++ speed」
「Sorry, I don't have
I am a wizard」
「ok
Defend of the attack」
そんなやりとりを続けつつ神殿へ向かっていると、不意にログにピンクの文字が。見てぎょっとしました。何とさっきのエルスカさんからの耳打ちだったのです。「すみません」「どうぞお大事に」と、ほんとに簡単な日本語で、話しかけてきたのです。もちろんこちらからもオール平仮名の日本語で「いいえ」「気にしないで」と返しました。そして神殿に到着した頃、そのエルスカさんからの最後の耳打ち、
「おげんきで my frend」
思わず涙出そうでした。後から考えると、あのエルスカさんは、指揮官を引っかけてしまった事でPT決壊の危機を察知して、それを回避するためにリスタしたのだろうと思います。PTLであるエルスカさんがリスタしたことになってPTが解散され、突然エルスカさんが現れたのも、リスタして繋ぎ直してきたからだと分かりました。サヂのミスであんな事になったのに、それを自分の所為のように受けて謝ってきて・・・それなのにこっちは、自分のミスで死んだのに、PTが解散されただけで捨てられたとか利用されていたとか・・・もう自分の浅ましさを恥じたいです。慣れない日本語でサヂの名前を打って耳打ちをしてきて、しかもそんなサヂのことを、綴りが違えども「自分の友達」って・・・・・・この間の中国クレといい、良い外国人はどこまでも良い人なんですね。
続きます。

そのエルスカさんと休憩中の日本語と英語混じった会話。


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