ルチアこころの景色
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2004年6月
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2004/06/14(月) イニピィ♪
すっかり日記ご無沙汰してしまった。

5月の終わりに初スエットロッジ体験をした。これはネイティブ・アメリカンの儀式のひとつ。
小さなドームの中に熱く焼けた石を入れて時折水をかけるのだが、その蒸気でドーム内はかなりの高温になり、汗がしたたりおちる。私はサウナでもなかなか汗が出ない方なのだが、スエットロッジはすごかった。水をかける度に汗がタラタラ流れ落ちる!スピ友に薦められた腰湯でも汗がかけなくて、その割りには出た後体がフラフラしてたから、スエットロッジに入る前は倒れでもしたらどうしよう・・と内心こわかったのだが、全然平気だった。でも前の晩に少し体調が悪かったというベリーダンスの先生と年配の男性はすぐに出てしまったから、体調にもよると思う。

それでも実際は2時間くらい途中休憩しながら(入り口を開けて風を入れる)入り続けるらしいのだが、その時は1時間ちょっとだったし石も真っ赤に燃えるほどは熱くなかったから、まだラクな方ではあったと思う。

終わったあとがたまらなく爽快だった。裸足でドームに入っていたのだが、その後近くの冷たい川で汗を流し、そのまま家まで裸足で車を運転して帰ってしまった。なんだか原始人に戻ったかのようなシンプルな精神状態。場所は福岡市のはずれで佐賀に近い所なのだが、とってものどかな田舎の雰囲気残る山の中。

主催されている男性はアメリカでヒッチハイクをしている時にインディアンに招かれてしばらくお世話になったとかで、インディアンの世界に詳しい。ロッジの中でもう一人の男性と歌を歌ってくれるのだが、聴いていると真っ暗闇の中でインディアンとかイーグルとか馬のイメージが沸いて来て面白かった。私は最後になぜか母方の祖母が出て来てちょっと不思議だった。儀式中はいろんな精霊が近づいてくるらしい。中は真っ暗で暑いだけなので、暗闇がコワイ人、閉所恐怖症の人は入れないと思う。

このスエットロッジ、あちらの言葉でイニピィというのだが2年前から毎月行っているそうで、私も出来るだけ毎月参加しようと思っている。何たってあの終わったあとの爽快感はちょっとクセになる気持ちよさ。イニピィの度に人は生まれ変わるとさえ言われるらしい。確かに終わったあとは今までついていた心のアカがすべて落ちて、生まれ変わったような気分だった。

何でも6月の20日あたりには富士山にネイティブアメリカンが来て、世界平和の祈りを今回は日本で行うとか。主催の方はもちろん行かれるようだ。富士山が近かったら私も行ってる。
人も世界もちょっと殻を脱いで新しい状態に生まれ変われると、もっと暮らしやすい地球になるのかもしれない。


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