ルチアこころの景色
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2005/12/18(日) 12月の思い
今年もあとわずか。1年ってほんとに短い。誰しも年を重ねるたびに加速度が増すように時が流れるのが早く感じるのだろうか。35を過ぎたあたりから人生は短い!というのを徐々に感じ始めてきた。

なぜ年を重ねるたびに早く感じるか。それは自分が生きてきた年数分の1年と感じるから、という説を聞いたことがある。確かにそう考えると、まだ10歳の子供にとって1年は今まで生きてきた10年分の1の感覚だから、長く感じるに決まっている。

そして70年生きた人の1年はやはり70年分の1の感覚、なのだろうか・・今でももう結構思ったよりは生きてきたつもりだが、この先確実に今の自分の感覚よりもっと早く感じるようにこれからなる・・そう考えるとちょっとしり込みしてしまう。

生きてきた年数だけでなく人生がどれだけ充実しているか。毎日の生活によっても時が過ぎる感覚は違ってくるかもしれない。でも毎日が多忙であればそれなにりに早く感じるし、何にもしない1日というのもかなり早く過ぎるように感じる。

そもそも人間の感じる時間というのは同じ時間でも一定しない、というのは誰しも感じることだと思う。退屈な授業を聞いているときの10分の長い事。そして楽しく過ごしている時の時間が過ぎる速さと言ったら。時間というのは本当に面白いものだ。

私たちは肉体と時間と空間をいつも意識して暮らしている。縛られたような状態の中、肉体という「枠」の中に住んでおり、だから考え方も四角四面になりがちのように出来ている。そもそもこの地球上に生まれてきたのはそのような条件の中で「あなたはどのように生きられますか?」と問題を提議されているようなものではないか。

だからこのリミットのある体、リミットのある時間の中でなんとか出来る限りの事をやるのが一番なのだろう。周りの人とか話題の人とかを見ると人により本当にすごく頑張っている人達がたくさんいるんだと感心する。その反対に外のものに対してなんらかの危害を加える事で自己表現してしまう人間の話もよく聞く。私はどちらかというとのんびり系の人間なので、ひなたぼっこしている間に世界はめまぐるしく移り変わってしまう。

さて個人的に振り返ってみて2005年。まったく近年になく流れるように過ぎた1年だった。とりあえず前から経験してみたかった医療に関わる事が出来て、それは初め覚えることが多くとてもタイヘンだったし超忙しかったのだが、最近気分的に慣れたのか落ち着いてきた。

よく考えたら今まで自分がやりたいと思った仕事はいくつもさせてもらえて来ている。それも努力のたまものというわけではなく、気がつけばその職種にありついていた、という。なんと有り難いことか。今年は大殺界の停止という年で体調面はカゲリが少し見えたが、何とか無事に過ごせたようで良かった。

さて2006年はどんな年になるか。人生あと何回こんな事を毎年思うのだろう。今の自分として生まれてきた理由とか使命みたいなものをもっと深く考えて今後はもっと真摯に生きていかなければと思う。


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