ルチアこころの景色
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2005/02/21(月) 雪の記憶
今日はぼたん雪がはらはら降る、冬らしい一日でした。
子供の時は朝起きて雪が降っているのを見るとウレシクテ、今日は雪合戦させてもらえるかなぁと考えていたけれど、今はだめだ。テレビの画面でさえ雪が積もっている風景を見ると、寒くてチャンネルを変えたくなる。

そんな冬は体のすべての動きが鈍くなる大人の私でも、一時期冬が非常に待ち遠しかった事がある。スキーを少しかじっていたときだ。あの頃は雪が降るとそれだけでワクワク、新聞の積雪情報など見て、1mと積もっているのを知るとドキドキしていたものだ。夏は真っ青な空を見上げては、早く冬にならないかなぁと今考えると信じられない事を思っていた。

北海道に3月に行ったときには、トチくるって4月にも又続けていってしまった事さえある。あの頃は北海道に個人で行く時、飛行機代が高かった。でもスキーフリークの体と頭にそんな事はどうでもいい事だった。出来る事なら札幌に移り住もうかと真剣に考えたくらいだ。

それまで何事にもあまり熱狂した事はなかったので、自分ではその熱中振りはうれしかった。一見感激派?だが、ふたご座なのでいつもどこか一方が冷めているのかもしれない。よくアイドルとかに熱中できる人がいるけれど、そういうのも全くないので、たまにいいな〜と思える人が見つかるとうれしかったりする。だから何か熱中できるものが見つかると、敢えて追いかけようとしてみるところがあるのかもしれない。

スキーをしていた頃は息子が大きくなったら一緒に早く滑りたいと思っていたが、そんな機会はなく、特に日本に帰ってからは自分ではぜんぜん行ってないし興味も湧かないのだが、最近息子は学校からスキーの一泊旅行に行ってきた。

スキーかスノボーか、どちらか選べと言われたら近頃の人は、スノボーを選ぶ人が多いようだ。息子も「スノボーをクラスのみんながするというし、僕もしたい。」というから少々ガッカリしていた。あのスキーの快感やムズカシさや美しさを彼にも感じてほしかったからだ。結局、スノボーはレッスンに間に合わないので、皆でスキーをする事になった。

福岡からスキーに行く時は広島の芸北や鳥取の大山に行くのだが、広島まではバスで5時間ほどかかる。息子は長距離を最近はバスで乗った事がないので、帰ってきて「時間がかかった。」とぐったりしてた。「それでスキーはどうだった?」と聞いても、言葉少なだ。次の日もそれほどスキーを感動的に話はしないから、まあまあだったのだろう。そういえば私も高校の時長野にスキーで行った時は大人の時ほど興奮しなかったように思う。

森の中で見る、し〜んとした雪景色が何より好きだったが、今ではそんな記憶も遠くにある。あの一面の銀世界の中には普通の世界とは違った特別の空気があったように思う。また以前みたいにそんな愉しみを味合うことがあるのだろうか。


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