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2005/04/20(水)
眠りをさえぎるもの
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午前6時11分、まだ心地よい夢の中にいた頃、突然それは起こりました。横のクロゼットのガタガタという音と共に体がドン!と一瞬ものすごい強さで横に揺さぶられ引き続き大きく左右に。その後小さくなりましたが、不気味に振動はすぐには止まりませんでした。震度5強。無防備に横たわって寝ている時だから余計に大きく感じたのかもしれませんが、もうダメかと思いました。でもうちは低層階だから物が下に落ちてくる事はほとんどありません。高い所に住んでいる方々はもっとコワイ思いをしているのでしょう。
去年末から地震が起きそうで内心不安な気持ちを抱えていたのですが、先月起きてしまってからはもう小さなものには慣れっこになっていました。福岡にはもう一度大きな地震が来るという予知めいたものが流れていたのですが、先ほど先日のワークに来ていただいた「宇宙となかよし」のブログを読んでいてびっくり。すばり今日地震があるってわかっていた人達がいるようです。http://katamich.exblog.jp/d2005-04-19
この日記を昨日先に読んでいたら、地震が起きたときにもっとブキミな気持ちになっていたでしょう。それにしても福ビルでマッサージしている間でなくて良かったと改めて思ってしまいました。^_^;細い普通のテーブルに毛布を敷いて体ギリギリに横たわっていたから、きっと下に落とされていたでしょう。
今日は丸1ヵ月前の地震後ほどの余震はありませんでした。今日の地震自体が余震のひとつといわれているからかもしれませんが。もう大きな地震は今後福岡には来ないのでしょうか?
気象庁のサイトで地震情報をよく見ていますが、毎日のように日本全国のあちこちで地震が起きているのだと驚かされます。天災の前では人間は本当に無力で、ただ為すがまま。人間が普段あまりにも自然に対して傲慢になっているから、このような事は起こるのでしょうか?人間がもしこの地球にとって必要のないものだとしたら、それは自然淘汰となって現れるのでしょうか。私自身は死そのものは自然に受け入れられると思いますが、肉体を持っている以上痛みへの恐れがあります。でもすべては案ずるより産むが易しの気持ちでいるしかないのでしょう。
自然は時としてこのようなサプライズをもたらすけれども、道端に咲いてる草花はもちろん、壮大でドラマティックな大自然を目にする事が出来て、その点はこの地球に生まれてきて良かったと思います。
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