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2005/01/20(木)
20周年
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20周年。 ACミランのパオロ・マルディーニがデビューしてから20年が経ちました。 20年前の1985年1月20日ウディネーゼ戦、 マルディーニは後半からバッティスティーニと交代してデビューを飾ったそうです。 ちなみにスコアは1-1。
さてそのマルディーニですが、もう36歳になります。 イタリア代表も引退しました。 多くのタイトルをミランのキャプテンとして獲得してきましたが、 2002年ワールドカップでは戦犯的扱いをされ引退をも叫ばれました。 しかし02/03、03/04、そしてこれまでの04/05シーズンと、 年齢を感じさせないプレーを見せ、 今でもまだミランのキャプテンとしてピッチに立ち続けています。 すごいですねぇ。 最近のイタリアメディアでは代表復帰の噂もたっているようです。 まぁ本人にその気はないようですが…
しかし、それよりすごいのは彼が20年間1つのチームのユニフォームを着続けたこと。 僕が生まれたのが1984年の12月ですから、 自分の生涯を1つのチームでサッカーし続けたってことです。 しかもACミランという世界的にもトップに君臨するチームで。 メルカートが盛んなセリエAで1つのチームに居続けるって今では考えられないことかもしれませんね。 彼ほどミランのユニフォームが似合う選手はいないでしょう。 近年イタリアのサッカーはビジネス化が進んでいます。 有能な選手は経済的に豊かなチーム、もしくは強豪チームがメルカートで手に入れる。 移籍金、年俸を考慮し選手を売ったりレンタル移籍させたり。 そんな中でマルディーニのようにチームのバンディエラとして君臨し続けることは非常に困難です。 果たして今後彼のような選手が現れるのでしょうか。 ASローマのトッティ、半年ほど前マドリーへの移籍が噂されていましたがチームに残っています。 常にローマを出ると噂されているのでなんとも言えないですね。 ユヴェントスのデル・ピエーロ、最近Jリーグへの移籍が噂されていましたね。 ただ彼ももうユヴェントスの象徴となってしまっていますから、 移籍の可能性は低いでしょう。 ユヴェントスとしてはデル・ピエーロは、ミランにとってのマルディーニのような存在でしょう。 インテル・ミラノのハヴィエル・サネッティ、デビューはインテルではないのですが、 もうずっとインテルでプレーしアルゼンチン人ながらキャプテンを勤めています。 最近立場が微妙になってきているようなのでどうでしょうね。 やはり1つのチームでプレーし続けるにはそれなりのチームでなければありえないでしょうから、 挙げるとすればこんなところでしょうかね。 果たして今後どのような選手がマルディーニに続いてくれるでしょうか。 楽しみですね。
そしてマルディーニも今後の活躍を期待したいと思います。
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