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2005/01/07(金)
2つのタイプの人間
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バイトを辞めた英語学科の先輩がいて、 その人が辞めるちょっと前にバイト先の英語学科5年生の人と3人で飲む機会があり、 その時にこんなことを話していました。
仕事について考えていくと、人は2つのタイプに分けられる。 最終的に自分のために仕事をする人か他人のために仕事をする人。 バイト先には2種類の仕事があって、 あるケースについて企業から頼まれたことに関する仕事と、 弁護士や秘書が仕事をしやすくするための仕事(ODと呼んでいます)。 まぁ外部のための仕事と事務所のための仕事って言えばわかりやすいかな。 だからどうしてもケースの仕事の方が優先度は高いよね。 それは仕方がないことなのだけど、 ある人がケースの仕事しかやらない時期があったのよ。 しかもその人はバイト全員に指示を出す立場にいたから、 その人が指揮を執る月曜日と火曜日はケースの仕事しかせずに、 その結果ODは全然進まず水曜日にこなさなきゃいけない仕事が増えて他のバイトに負担がかかってしまう。 その人は前者のタイプの人なんだよね。 どんな仕事をする時でも何をするにしても後者であるべきなんだけど、 結局自分をかわいいと思ってしまう人は前者のタイプになってしまう。 本人は全然それがいけないとは気づかないのだけどね。 ただそういう人にありがちなのが、仕事の本来の目的をしっかりと考えてないこと。 僕らバイトが関わる仕事は、弁護士とか秘書を最大限に助けることが目的で、 そのためなら自分の苦労は仕方がないこともあるのよね。 だから例えばODできつい仕事を依頼された帰りに池袋でデートしている秘書を見つけたこととか、 秘書が17時に帰るために仕事をすることを嫌がる人が結構いるのだけど、 秘書が仕事をしたくない時に仕事をすることも僕らがすべきことであり、 そうやって嫌だとか考えてしまう人っていうのは結局自分を大事にしちゃっているっていうことなんだよね。
それで何でいけないか? 当たり前だよね。 僕らみたいな仕事は絶対に自分のことを大事に思ってやっていたらいい仕事はできないと思う。 そうやって言っている自分も昔はODをするのはあまり好きでなかったけど、今は違う。 どんな仕事でも自分ができる限り早く正確に仕事をこなすことを目標にして、 少しでも弁護士や秘書の満足を得られるように努力をしています。 上に挙げた人も今は自分が無意識のうちにいけない方向に進んでいたことに気づいて 今は仕事に対してマジメに取り組んでいます。 バイトが全員後者のタイプになったら、 すごくいい仕事環境ができるだろうし、 仕事量も増えてきたりバイトの数が増えてきたりするんだろうね。 これは何もうちのバイトだけに限ったことではないでしょう。 他のどんなバイトでもそうだろうし、 自分が関わったことだとSTPにしても今関わっているfun-taの仕事もそう。 他人のために仕事をできる人が揃えばきっといいサークルになるんだろうけど、 今のところまだまだ時間はかかるかなって感じています。 どんなことをするにしても最終的に自分のことを考えていてはいつまでも他人に迷惑をかけるだけですよ。
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