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2005/02/13(日)
世代交代2
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一方、世代交代がうまくいくかどうか不安な国もある。 フランスにイタリア。 フランスのデサイー、ジダンは代表を引退。 ピレスやマケレレ、テュラムも年齢的に2006年は厳しそうである。 なぜか国際舞台に弱いアンリやトレゼゲといったところに期待するのはどうかと思う。 そしてやはりロタンがジダンの代わりを果たすとは少し思えない。 強豪という地位はキープできるのかもしれないが、 近年の輝きは失われるだろう。 イタリアの場合、前線には特に問題は見られないだろう。 クリスティアン・ヴィエリやデル・ピエロの代わりはジラルディーノやカッサーノが果たすであろう。 またキーパーもブッフォンで問題はない。 しかし、イタリアの売りであるディフェンス面が不安である。 2002ワールドカップ後マルディーニが代表引退。 ファビオ・カンナヴァーロも2006年までは少し厳しいであろう。 ネスタが最もいい時期でワールドカップをむかえそうではあるが、 その相棒がいない。 まさかパオロ・カンナヴァーロには期待できない。 そしてイタリアの抱える問題であるサイドの選手。 イングランドのキーパー同様、イタリアはサイドの選手に恵まれない。 2006年は、ディフェンスやサイドの選手がやはり不安要素であろう。
サッカー界は変化の激しい世界である。 名選手が1年後には名声を失い引退に追い込まれる。 現役引退をさけばれるような選手が大活躍を遂げることもある。 大怪我をして第1戦にいられなくなる選手もいる。 現状では世代交代に関して上のような意見であるが、 2006年までの間に何が起こるかわからない。 それもまたサッカーの面白いところではあるが。 国際大会の場合、クラブチームと違ってチーム単位の強化を図るのは難しい。 戦術を浸透させるには練習時間が少ないし、 様々なチームで活躍している中からメンバーを選出することも難しい。 国際試合の面白さはその困難をいかに監督や選ばれた選手たちが克服していくかであろう。 2006年のワールドカップ、世代交代にも注意して予選を見ていきたい。
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