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2005/02/07(月)
5年前
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5年前の2000年2月7日。 滝学園の入試がありました。 中学時代内申点がうまくとれなかったため、 私立の高校を狙うしかなくなりこの日しか事実上の受験ってのはなかったんですね。 当時やっぱり中学生ですから前日とか緊張して寝れないわけじゃないですか。 だからそれを考えて思い切って早く寝てやろうと思って20時にはベッドに入ります。 しかし寝れません。 そしてベッドに入って1時間、21:00。 1本の電話が。 母親が父親を迎えに行っていたため電話をとります。 すると親戚から。 ガンで入院していた母方のおじいさんが亡くなったとのこと。 その前日の5日、病院にお見舞いに行っていたのでまさかの事態でした。 おじいさんは野球も教えてくれたりしてすごくお世話になっていたので、 その日中に病院に行きたかったのですが、 滝に受かることをおじいさんも望んでいたので、 親に任せ22時には眠りにつきました。
入試当日は寝坊することもなく滝に向かいます。 高校の前のバス停には塾の先生がカイロを持って応援に来てくれていて、 それにも励まされながら受験しました。 試験自体はうまく行き、帰りに親戚の家へ。 受験の報告をしてあいさつをして。 次の日には通夜に出て。 葬式にはすべり止めの高校受験で出席できなかったのですが、 受験後火葬場で火葬を見送り最後のお別れ。 感謝の気持ちでいっぱいで涙が出そうになりました。 僕らしくないですかね? でも滝に受かって最初に報告したのは親ではなくおじいさんでした。 合格は最後のプレゼントだと思っています。 仏前の合格証がそれまでの感謝に対するお礼となることを願い僕の高校受験が終わりました。
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