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2005/04/15(金)
サポーター
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サポーター。 最近サポーターと呼ばれる人たちによる事件が起きました。 先日のチャンピオンズリーグ準々決勝。 インテル×ミランのミラノダービー。 インテルサポーターの投げた発炎筒がミランのGKジーダの肩に当たりました。 試合はそこで中断。 結局ミランが第1戦のスコアを含め3-0でリードしていたため、 ミランの勝利となりました。 まだ正式な発表はありませんが、 インテルにはUEFAから何か制裁が下るでしょう。
今年のチャンピオンズリーグ予選で、 ローマのサポーターが投げたライターが審判に当たり、 試合続行不可能となった件では、 ローマに対してホームスタジアムでのゲームを中止としました。
イタリアではこういった事件がよく起きます。 一部のサポーターたちの暴動、 それはイングランドのフーリガンよりも怖いとも言われるもの。 時に死者を出してしまうことも。 なぜそんなことが? スポーツを観にスタジアムに来て、 ひいきのチームを応援しているだけのはずなのに… 誰でもひいきにしているチームがいい成績を残せなければ気分はよくないでしょう。 インテルに関しては優勝候補に挙げられながら、 かついいところまでいきながら、 もう15年間タイトルから遠ざかっているため、 若干サポーターの気持ちもわからなくはないのですが…
それでもやはりそれは真のサポーターの姿ではないと思います。 サポーターである以上、 真剣にチームを応援し、 チームが勝てば真剣によろこび、 チームが負ければまた応援する。 そういった姿がサポーターではないのでしょうか? 暴徒と化すことで何を誰に伝えることができるのでしょう? サポーターが起こした問題はそのサポーターが愛するチームに返ってきます。 前例でのローマみたいに。
サポーターのこういった問題についてもう一度考えなければならないのではないでしょうか? レベルの高い試合をしていてもたった1つサポーターが問題を起こしてしまうだけで、 その試合はダメになってしまいます。 せっかく応援しているチームが勝利のために戦っているのに、 それを応援すべき人たちが妨げてしまうのはよくないことだと思います。 サッカーだけでもないこと、 どんなスポーツでも熱くなってしまうサポーターに対する対処法をもう少し考えてみるべきでしょう。
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