☆萩尾しの の日々のあれこれ☆
音楽、漫画、児童書、ブタグッズ好き。そして最近日本の着物に目覚めた、萩尾しの の日常のできごと。
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2004/12/30(木) ピンクレディーと華原朋美
 私は過去の自分の見る目のなさ、を噛みしめている。

 まずはピンクレディー。 
TV事情にかなり疎い私でもその存在は知っているし、曲もほぼどれを聴いても分かる。
多分皆が知っているだろうが。
ピンクレディーなんて、奇抜な格好して、奇をてらった曲で民衆を惑わしてるんだ、なんて思ってた。

 先日あるTV番組でピンクレディ−の特集をしていて、その隠れた裏話から、
現在期間限定で再結成している所までをドキュメンタリーで描いていた。
最後にその番組内のステージで全曲メドレーでライブが行われた。

 それを見て私は考えを変えた。
すごいよっ!
そのエンターテイメント性に飛んだ楽曲、振りつけ、こんなにスバラシイものだとは思ってなかった。
これってものすごく昔の曲だよね。20年以上前?
すんごく新しい。こんなものがその昔、きちんと受け入れられて
爆発的ヒットを飛ばしていたなんて、日本人って見る目あるっ!
私にはなんて見る目がなかったんだろう−っ。ばかばか。
・・と思ってしまった。
う−ん、すごいと言われるものにはやはりそれなりのモノがあるよ。
私は世間で騒がれているものに背を向ける習性があるので、反省しきり。。

 お次は華原朋美。
先日ある物まね番組でご本人登場で出ていた。
華原朋美を真似た人が下手だった、ということもあったのだけど、
ご本人が登場して、同じ曲を歌うじゃないですか。
そうすると、とにかくめちゃめちゃ「ぬけ」のある声なんですよ。
すごいの。
物まねしていた人とは比べモノにならない。
そういえば、全盛期の頃からものすごい「ぬけ」のある声だったんだな−。

 華原朋美といえば、単なる音痴だと私は思っていたのだが、
その音痴っぷりもただ者ではないところがある。
音は全編ほぼずれているのだが、
彼女の中にかっこたる、独自のスケールがあるのだ。
そのスケール上で彼女は歌っている。
それが一般とは微妙にずれているんだけど、
彼女独自のスケールを、彼女がはずれることはないのだ。
 その上に、めちゃマイク乗りの良い、「ぬけ」の良い声質が重なって、
彼女はただ者ならぬ、オーラを放っているのであった。

 う−ん、やっぱりそれなりの所まで行く人にはただ者ではない何かが絶対にあるよ。
これからはもうちょっと違う視点で物事を見てみよう、と思った今日この頃なのでありました。 


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