☆萩尾しの の日々のあれこれ☆
音楽、漫画、児童書、ブタグッズ好き。そして最近日本の着物に目覚めた、萩尾しの の日常のできごと。
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2004/09/20(月) 川崎苑子=北村夏
 昔の漫画家ですが、川崎苑子という方がおりまして、
この方の書く「子供」というのが絶品でね。
ただ可愛いだけじゃなくて繊細な心の動きなんかをエピソードに絡ませて書くのが得意。
それなりにそのジャンルの一時代を築いた漫画家だと私は思っているの。
絵も独特に可愛くてね〜。

 そんな川崎苑子のコミックスはもちろん、昔のモノは絶版。
とくに「タンポポとりでに集まれ!」という作品は
創美社レインボウコミックス(集英社マーガレットコミックスと系列は同じなのだよ。)
ということもあって出版部数は少なくプレミア度は高い。
昨今の文庫本での再販ブームでもこの作品は出て来なかった。
 代表作は「あのねミミちゃん」とかかな。

 川崎苑子はある連載の途中でぱったりとその姿が見られなくなったらしい。
その作品は途中なのでコミック化等されておらず、
私はその作品の掲載された雑誌をず−−と探しているのだが、
古本業界に出てきたのを未だかつて発見したことはない。

 そして長らく行方不明になっていたと思ったら、何年か前に
ある漫画サイトの書き込みで、この人は川崎苑子ではないか?
というもの発見。さっそくその雑誌を購入してみる。
北村夏と名前を変えているが、明らかにこの作風は川崎苑子。
私は本屋で小躍りしたよ。
それ以来、その出版社の雑誌は全部ちぇっく。
北村夏しか読まないのに、雑誌を欠かさず購入してまいりました。

 しかし、いつまで経ってもコミックスが出ないな−−。
なんでやねん。
と思っていたら、数年前に一冊出たんですよね。
でも「川崎苑子」という作者名で。
この人、どうするつもりなんだろ−?と思ったよ。
北村夏で書いた作品を川崎苑子という名前でコミックスにする。
今の読者は混乱するよぉ〜。

 その後どこかのコラムで彼女がその名前をどうするかということで悩んでいる
心の葛藤などが書かれている文章を偶然目に入れ、なんだかすごく納得。
 でもその後ず−っとコミックスは出なかった。

 そしてついに!! 先日新刊コミックスが出たのだよ。
北村夏の名前で。
やっと腹をくくったのね〜。
あたしは名前はどっちでもいいよ。彼女の作品が読めるなら。
ちなみに作品名は「私に似た人」。

 ただ、不満は、そんなに部数のでる漫画でもなさそうなのに、
携帯ポケット版の大きさで出たこと。
ワイド版にしてほしかったよ−。
高くてもコアなファンは買うのにね−−っ。

 
 またしても殆どの方々に分からない内容の独り言になってしまったわ−♪

 


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