☆萩尾しの の日々のあれこれ☆
音楽、漫画、児童書、ブタグッズ好き。そして最近日本の着物に目覚めた、萩尾しの の日常のできごと。
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2005/07/03(日) CLUB ASIA
 なんか疲れてます。身体がだるい−。
そんな中、本日は午後一番からスタジオに入ります。
バンド練習をするのではなくて、本日はなんと機材チェックをするのです。

 近所の財団法人の持っているスタジオを午後いっぱい借りて(安い!)
そこに自前の機材を持ち込んで、如何様にすれば私にとっての
最適なセッティングが構築できるのかを、
あーでもない、こーでもないとこねくり回すのです。
4時間びっしり。。

 身体の調子がども思わしくないのですが、
最後の方は録音しながらセッティングをバンバン変えていって、
バックも無しでずっと歌ってましたので、かなり喉が荒れた感じ。
でもなんだか少し光明が見えた感じで有意義なスタジオ入りとなりました。


 帰ってから、あ−、寝たいよぉ、と思ったのですが、
意を決して渋谷へGO!
知り合いのソウルバンドのライブです。

 場所は「CLUB ASIA」
おしゃれなクラブです。
私の様な音楽活動をしている者にはなかなか、無縁なお店ですね♪

 お目当ては「そうるでぶ〜」というバンドで
スーパーソウルVO、ちゃぶ〜の率いる大所帯バンドです。
彼女とは、そうるでぶ〜の前身のバンドの時ご一緒してました。
なんと、私はそこのバンドのコーラスをやってたのです。笑!
 2年近くやってたかな−。
そこでソウルのスタンダードを結構身体に入れることが出来ました。
ただ、個人の活動が忙しくなりすぎちゃったので、卒業してしまったのだけど。

 私がやっていた時とはメンツがかなり変わってましたが、
ドラム、パーカッション、ベース、ギター、ホーン4人、
キーボード2人、コーラス2人、そしてVO。
なんて大人数なんでしょう。
 そして、お客さんもものすごく多くて、大盛況。
私は久しぶりに立ってライブを鑑賞しました−。


 でね、ちゃぶ〜のライブも素敵だったのだけど、
次の最後のトリを取ったバンドが、私には本日ものすごく有意義なものとなりました。

 最後のバンドは小編成のファンクバンドなんだけど、
VOは個性派ヒップホップ系のノリの、でもファンクなおじさんなんだけど、(って意味分かんないよね。)
それはいいとして、
コーラスの小さな女の子がいるんだけど、すごかった。

 歌が上手い、とかそういうことだけじゃないの。
歌はもちろん、スゴク上手い。ものすごくマイクにものる声だし、
そこそこの低音から、高音まで、よくのります。
でもVOの邪魔はしないの。
どういう練習をしているのかは分からないけれど、
見る限り、かなりセッション的なライブだと思ったので、
コーラスは彼女の感性で入れているって感じだった。

 で、歌のことだけじゃなくて、ステージパフォーマンスが素晴らしい。
彼女は自分のコーラスという位置、全体のバンドでの自分の位置をよく分かっていて、
その中で、どうやったらこのバンドが最高に楽しそうに演奏しているように見えるのか、
を計算して(計算という言葉を使うといやらしいけど、いやらしさはなくて、プロっぽさを感じた。)
パフォーマンスしているという感じがした。

 とにかく終始満面の笑顔。何があっても、ちょっと分かんないことがあっても、
絶対に顔や態度には出さない。
そして、そこに自分だけが楽しんでいる、という独りよがりさもないの。
すばらしい!
彼女というコーラスを得ることで、このバンドの価値は、
2倍には膨らんでいるように見える。

 それだけなら、あのコーラス、すごいね、位で終わったんだけど、
私の知り合いの出演者と話しをしていて、
そのコーラスの子は、リハの時にはなんだか
パーカーを頭からすっぽり被って、ものすごく不機嫌で、
喋らないし、とにかく感じが悪かったって。
だから、本番の変わりようにびっくりした、
と聞いたの。

 それを聞いて、「プロだな〜」と私は思った。
まあ、リハの時にそんなに機嫌悪くてみんなに威圧的な空気を与えるのがプロかどうかは別として、
でもそんなにどん底から、本番はそんなことをおくびにも出さない
パフォーマンスをするのだから、
私は痛み入りました。

 今日はとにかくコーラスの彼女のパフォーマンスを見たことは、
かなり私にとって刺激的なこととなりました。

 写真右は、ちゃぶ〜とそのドラマーと。


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