|
2005/09/29(木)
綾戸智絵ショー
|
|
|
本日は財団法人の友人が一枚だけココが余っちゃったのよ。買って。 というのでチケットを買わせて頂きました。 なんと、中央からちょっと左寄りの前から3列目。 こんな近くは○○以来。 あ、吉田美奈子は最前列だった。
当日一人寂しく八千代市民会館に赴く。 ここは田舎で人通りが少ないのだけど、会場に入ると、 人、人、人の波。 そして年齢層かなり高め! 席に着くと、両隣、おばちゃまに挟まれております。 後ろを振り向くと、この客層は。。。。。 そう! 綾小路君麻呂ショー かも。 と、思っていたら、隣のおばちゃま達の話が聞こえて来ました。 「今度の綾小路のショーの日程って○日だったわよね−、みんな都合ついているわよね」 と確認中。 私の感想は大当たりだったというわけです。
舞台の緞帳が上がるとそこにはグランドピアノがでんと鎮座。 そっか、綾戸様は弾き語りオンリーのライブなのね。(分かってない私) どうりでパンフの何処をみてもミュージシャンの名前がないハズだわ。 なんて効率的なライブなのかしら。 ミュージシャンのギャラがいらないなんて、ウハウハね。 などと不謹慎なことを考えながらライブはスタートです。
そのようにして始まったライブは、 音楽ライブ、というよりは、 「綾戸智絵ショー」 でした。 今まで綾戸様については、色んな方の賛否両論を聞いていたのだけど、 今日、やっとその理由が分かりました。
つまり、音楽を聴く、という点でははなはだ消化不良になります。 だって、半分以上お喋りなんだもん。 でもそのお喋りは、やはり噂に違わず、かなりオモロイです。 ちょっとクドイけど。 で、半分以下の音楽の方は、 こちらもやはり消化不良気味かな−。 漫談調に音楽を進めていく場面などもあって、笑わせてくれるけど、 音楽を聴いてココロ踊るというのとは違うし。
でも、ジャズ(?)というものの裾野を広げたという点で、 やはり綾戸様の功績は大きいと思います。 客席を見渡すと、普段は音楽なんか聴かないよー、なんて方がゾロゾロいらっしゃる感じだったから。 現に、となりのおばさまの会話からすると、 「おもしろくて、そして仲間と一緒にわいわい来れなくちゃ、コンサートなんか来ないもんね−」 と言っていたし。 そういう客層をがっちり掴んだ綾戸様は素晴らしいと言えます。 あとはやはりそうやって来たお客さんに音楽の楽しさを教えて頂いて、他の音楽も聴くようにし向けてくれたら、 綾戸様の音楽伝道師としての地位はもっとぐっと上がることでしょう。なんて。
そうしてコンサートが終わった後、会場を後にしながら歩く私は、 楽しくてウキウキ、そしてちょっと消化不良、という混在した気持ちで帰路に付いたのでした。 まる。
|
|
|