☆萩尾しの の日々のあれこれ☆
音楽、漫画、児童書、ブタグッズ好き。そして最近日本の着物に目覚めた、萩尾しの の日常のできごと。
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2006/05/23(火) 船橋スタジオ
 こんなところに、こんなスタジオ&音楽教室が。。。
ってなところで、地元近くの船橋のスタジオで練習会に参加させて頂きました。
 ただ、ここんとこ実は喉を痛めてしまっており、
ドクターストップで全然声を出してないので、ウォーミングアップにちょこっとだけ。
 VO同士であーでもない、こーでもないと色々トライしてみました。
 ご一緒したVOさんはとってもピアノが上手で、伴奏して頂いた。
私も、お返しに(爆爆!)
すごく抵抗したんだけど、初めて歌の伴奏をさせて頂いた。それもあんまり知らない曲!
じゃーん、じゃーん、 って弾いてるだけだった。
うー、歌いづらそう。。 ごめんちゃい。

 さて、明後日のライブに果たして声は出るのだろうか? 謎。

2006/05/22(月) 着物おさらい
 名古屋帯のおたいこ結びを自己レッスン。
その後、日本食系のファミレスにご飯を食べに。

着物で初めてのちょっとお出かけでした。

着物はポリなので汚してもOK。
袷の着物はそろそろ終わりですね。

2006/05/21(日) 映画「ダヴィンチ・コード」の姑息性
 公開二日目に超話題の映画ダヴィンチコードを見てきた。
普段は話題性の先行してしまっている映画には結果が出るまで行ったりはしないのだが、
旅行から帰ってきて多少興奮気味でそのまま映画に行くことに。
よーし、ダヴィンチコードに行こう!
ってなミーハー気分で行ってしまった。
さてさて、その結果は。。

 私は小説は読んでなくて、映画しか見ておらず、
しかも事前の前知識が何もない状態で映画を見た。
主演がトム・ハンクスだということすら知らず、
ジャン・レノが出ていることすら知らない状態で映画を見たことをここにお断りしておきます。

 映画を見終わった感想は一言で、
「何が言いたいねん」
と言いたい。

 この映画は触ってはいけない宗教の、キリスト教の隠蔽されたかもしれない秘密を題材にしているが、
ある仮説を元に物語りを作っている割に、映画作者の逃げの姿勢が見られてつまらない。
イエスに妻や子供が居たなどと、そんな仮説を小説で書くだけで殺されそうな題材なのだが、
作者が何故無事で居られるかというと、
どういう立場の人間が見ても大丈夫なような物語構成になっているから。

 現存のキリスト教(と言っても多種多様あるが)を信ずる者が見ても、
映画内の仮説を信ずる者が見ても、
異宗教の者が見ても、
そして無宗教の者が見ても、
どうにでも取れるように物語りが構成されている。
 背徳的で危険な秘密をちらつかせながら何も言っていないのも同然なので、
どの立場の人間にも見てみたいという興味をそそらせながら、
どの立場の人間が見てもこの映画を責めることはありえない、
どうにでも取ることのできる物語なのだ。

 つまり見事に商業ベースに乗った作品と言える。
もちろん、作品というよりは前宣伝と言ったところかな。
ふー、見事に宣伝に乗ってしまったよ。 よよよ。

(好みもあるでしょうが、私は何かを主張したいとき、
そして別の立場のことを主張したい時も、
一本芯の通った主張をする方が問題提起としては興奮をそそると思う。
どちらでも取れるのよ。自分の好きな方でいいのよ、というのは受け取る側が選択することで、
モノを作る側が表だって言うことではないと思うの。
ちょっと乱暴な意見かな?)

 この映画の成功は、公開後、如何にはやく入場者を大量に確保するかにかかっている。
多分時間が経てば、その興業成績はがたがたと落ちていくと私は予測してしまう。

 ちなみに、小説の方は、もっと緻密な仮説の積み上げがされており、
多分その課程がかなり興奮をそそるのでは、と思われる。
その部分できっと映画より数倍はおもしろみがあるのではないだろうか。
原作を読んでないので想像の範囲内だが。。

 全然ジャンルが違うのだが、先日見た映画「トム・ヤム・クン」の方が
100倍お金と時間を掛けて見る価値があった、
とここに付け加えておきたい。
 
ダヴィンチコードの情報HP
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/

トム・ヤム・クンの情報HP
http://www.tyg-movie.jp/

2006/05/18(木) ALFIEな夜
 六本木のライブハウス、「ALFIE」に行ってきました。
実は初めて。
ドアを開けるとすごく大人な空間に、ほどよい狭さ。
ウェイターの対応も六本木の夜に相応しい、イイ空間が広がってました。

 今宵のアーティストは
神谷えりさん(V0)、後藤浩二さん(P)

 神谷えりさんは2年振りに聴く。前回聴いた時にはJOYさんとのデュオで、大変に興奮した。

 2ステージ構成で、1ステージがたっぷり1時間10分以上の盛りだくさんライブ。
デュオと感じさせないすばらしいグルーブの嵐だった。
 2年前に聴いた時よりも、歌も人柄もなんだか角がとれたような感じ。
二回りくらい大きくなった感じがした。

 ピアノの後藤さんも初めて聴きましたが、とてもすばらしかったです。
最初にステージに出てきた時には、大丈夫なのー?
という雰囲気を醸し出しているのですが、
これがピアノを弾くとピアノの音だけが別人なのだ。
 大変やわらくてリズミカル。でも絶対に興奮を表に表さない。
よく興奮して楽しくなっちゃうと、自分がイってしまう
ミュージシャンもいるのだけど、彼は全然違いました。
 決して淡々と弾いているわけでもないし、ナガシているわけでもない。
でもパッションは表には出てこない。
パッションを一枚オブラートで包んでいる感じかなー。
とにかくぐっと来ました。

 また、ALFIEの音響もイイ!やはりせめてここまで考えようよ、
他のジャズ倶楽部の音響担当様(ってそんな担当いるのかな?)って感じ。
お客さんから音楽でお金を取るという意識をしているハコです。
やはり違う〜!
 ちなみに、スピーカーはEAWというかなりマニアックなスピーカーでした。

 2セット堪能してすっかり気分が良くなった、ALFIEな夜でした。

2006/05/15(月) マリアの心臓 (地獄太夫展)
 ちょうど渋谷に用事があったので、その帰りに
「マリアの心臓」に寄った。

展示ギャラリーというのでしょうか?
人形や絵画や、その時の展示のモチーフに合ったモノが所狭しと置いてある。

入館中は終始一人であった。これが恐い。
今回は「花魁 地獄太夫展」ということで日本人形が主。
所々に館の所有の西洋系の人形も置いてある。

おどろおどろしくも美しい日本人形や、古い文楽人形、
今回アーティストによって制作されたもの、
頭首のみのものや、胴体のみのもの。
そこを一人で巡る。 恐い。 
でも「きも美しい」のである。

西洋ものは「おどろゴシック」というのかなー。
妙にココロをわしづかみにされる世界だ。 うふふ。

結局地獄太夫がナニなのかは良く分からなかった。 爆。

帰りに「恋月姫」の特集の雑誌を購入。
うーん。恐くて美しいなー。
(恋月姫ってこんな感じの人形作家さん
 http://www.mariacuore.com/shop.html )

本当は画像を載せたいところだけど、
転載禁止なので、下記に飛んでご堪能あれ。

マリアの心臓 HP
http://www.mariacuore.com/top.html

2006/05/14(日) レトロな洋館で映画とお茶と音楽を
 駅から10分ほど歩くと、そこにはなんともレトロな洋館がたたずんでいる。
そして午後2時半、ぞくぞくとレトロ好きと見受けられる方々が洋館に吸い込まれて行くのであった。
レトロな玄関から中に入ると、なんと、メイド服のメイドさんが(なんだか表現がヘンね)
二人で出迎えてくれるのだ。
レトロ&倒錯ちっく!

 レトロに合わせて、本当は天気が朝から良ければキモノで私も伺いたかったところなのだけど、
午前中はあいにくのお天気。でも午後からは回復した。
キモノ着れたなー。残念。。

 さて、そこで行われるのは、お茶会と、ピアノコンサートと、
サイレント映画の上映と共に行われるピアノ伴奏というイベント。
 サイレント映画には弁士、というのは知っているのだけど、
サイレント映画に合わせた生の音楽演奏というのは初めて。
その道では有名なピアニストさんだったようだ。

 最初は小さなホール(収容人数は50人くらいかなー。ほぼ満席でした。)
で行われたピアニストのソロ演奏。25分位。
その演奏を聴いた時点では、うーーーーー、こんなピアノ聴いてられないよ。帰りたいカモ!
等と非情なことを考えていたのですが、
休憩の最中のお茶会で、少し和み、それからサイレント映画の上映となった。

 作品は「テムペスト」。アメリカ映画ですが、内容はロシア革命前後の話で、
その時代の階級の差に翻弄される男女を描く。
なんと、上映時間はほぼ2時間。
どんな風にピアノ伴奏されるのだろう、と思ったら、
これがかなり良かったです。
映像とピアノのコラボ。 最初のソロピアノで帰ろうかしら、と思ったのがウソの様。
びっくりしたことに、ほぼ2時間、ピアノ弾きっぱなしですよー。
しかも映写するわけだから、ピアニストは手元真っ暗。
演奏中は、ピアニストはず−−−−っと映像画面を見て演奏してました。
音楽が映像に合ってるんだな、これが。
本当にすごいスタミナです。
映画は最後にいくに従ってクライマックスで盛り上がるわけだから、
演奏も激しくならなくちゃならない。
でも衰えることのない指の力でほぼ2時間を引き倒したピアニストさんなのでした。

 すごい世界やなー。
こういう世界もあるのだ。
世の中、知らないことばっかだなー。
その場に置いてあった別のイベントのチラシを持ち帰った。
「地獄太夫展」、、、、
行こうかしら。。。。

 今回訪れた洋館に興味のアル方は、こちらへどぞ〜
http://www.nextftp.com/itikawaseiyoukan/


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