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2006/09/20(水)
世界がグルグル回るんだ。
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先週金曜日の金沢文庫のブルームーンのライブから帰宅してから、殆ど寝る暇もなく、 翌日ピアノのレッスンへ。 向かっている途中は眠いな〜、という位だったのだが、 レッスンを受けている間に世界がぐるぐる回り出した。 寝不足だからかな〜、と思っていたら吐き気ももようしだし、 さらに、ひどいピアノの音(自分の奏でる音)を聴いていると余計に症状に拍車を掛けた。 「倒れそうなんで、おいとまします〜」 終了10分前に私は限界を感じてレッスン室を後にした。
取り急ぎ洗面所に駆け込む。もどすかも、と思い個室に入ったのだけど、大してもどすことはなかった。 よく考えたら朝から食べてないんだわー。もどすものないよ。 しかし、世界の回転は速くなり、気持ち悪さ倍増。 息は粗くなるし、泣きも入るし、立ち上がると更に世界が廻って歩けない。
こういう時、人はどうするのか。 救急車を呼べばいいような気もするのだけど、 その先のことを考えると呼べない。 自分が意識のある時は呼べないよ。 救急車って、人が呼んでくれるものだよ。 うん。
結局家人にTEL。迎えに来て貰った。 自力では歩けるのよ。でも目が回ってまっすぐ歩けないし、 涙はがーがー、流れてるし、収集つかない。 いったん家に帰宅。
さて、土曜日の午後2時をまわっている。今日を逃すと、月曜日は祝日なので、悲惨だ。 どこか病院へ行かねば。
家人に調べてもらって、車で近所の病院へ。 そこで待合いでさんざん待たされ、ベッドでもさんざん待たされたあげく、 医者の診療もまだなのに、看護婦さんが注射をするという。 ゼイゼイしながら、 「診療もしないで注射をしていいのか」 と聞くと、 「あとから先生の説明があるから」 ・・・って、診てもいないのに・・? でも意識モーロー。抵抗出来ずに注射を打たれた。 筋肉注射だった。めちゃイタイ。
注射を打たれている途中で、別の看護婦さんが入ってきて開口一番、 「あっっ、打っちゃったの?」 なんですとー。打っちゃったの?ってナニよ。ナニ打ったのよ−。 息が上がって抵抗できず。 がっくり。。 そのまままた放置。
散々待たされたあげくの診療が、後から聞くと地方個人病院の二代目医者らしく、 ぼんぼん。 私が気持ち悪さにダーダー泣いているのを見て、 医者の方がオロオロ。 よく分かんないから、適当に薬やって、帰ってよー。って感じ。 お腹も痛いって言ってるのに、触診すらされなかった。 あげく、 目が回るなら、耳鼻科に行けと言われた。 うー、これで、貴方は料金を取るのね。 ここの医院が終了したのが4時半。 土曜日の4時半になんの解決もなく、放り出された。
ちなみに、打たれた注射の説明は医者からなく、しつこく看護婦さんに聞くと、痛み止めだという。 ゼンゼン効いてないよ。お腹イタイし。 その上、筋肉注射の痕が悲惨に残って、めちゃイタイんですけど。 ハイハイ、この注射の代金も取るのね。 なんだか楽な商売ねー。
さて、土曜日の夕方に放り出された私はちょっと遠い病院に打診をとって診て貰えることに。 そこから車で30分。結構遠い。 入院することになったら、遠いと大変だな〜。 とか、そんなこと考えてる余裕がある内は大丈夫ね。
次の病院では駆け込むとすぐに診療室に通され、診て貰えた。 先生はもう帰ろうとしていたのか、白衣は脱いで、サラリーマンな格好。 なんかヘンな感じ。 ここのお医者さんは普通に良いお医者さんで、結局点滴をしてめまいを押さえてもらい、なんとか無事にグルグル回らない世界に復帰できた私なのでした。 こうなると、 「先生、時間外なのにすみません」とか殊勝な言葉が沢山出てくる。 やっぱりお医者さんはこうでなくちゃー。
ってなところで、その日は帰宅してからご飯食べて寝る。 翌日も翌々日もご飯食べて寝るだけの生活。 だんだん良くなってきた感じ。 この分だと火曜日から普通に生活できそうだ。
なんて思って、昨日の火曜日。 久しぶりに銀行など廻りながら、てつ(柴系雑種犬)の散歩に外に出た。
・・・・・・。 目が回るかも。 吐き気がするかも。(もどさないんだけど。) ちょっとヤバイかも。
何か食べるものを買おうと、てつを外に縛って駅ビルに入った。 あ、お茶屋さんにセッキーがいるよお。 私ったら、こんなずたずたな格好なのに。 挨拶しちゃった。 てへ。 調子悪いんです〜。 と言うと、あっけらかんとセッキーは 「ゼンゼン調子悪そうじゃないよ」 と明るく言ってくれた。 そうか、外見はそうは見えないとは嬉しいな。 でも中身はかなりヤバイ。 はやく帰ろう。
という経緯を経て今日、20日の午前中。 やっぱり目が回るので、これからお医者に行って来ます〜。
週末は3連ちゃんでライブです。 こんな私を見に、聴きに来てね。 きっと、元気になってるよ〜。
おわり。 じゃなくて、 つづく。。。
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