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2006/07/01(土)
悲しんでばかりもいられない
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人間こんなに悲しんでいてもお腹はすくし 感傷に浸る間もなくやれお葬式だの香典はお花はと あわただしくなってくる。 ましてや私の育った所は滋賀県と言っても田舎で 朝方亡くなったけれどその日はお通夜もできず 親戚ともども食事と打ち合わせに入った。 お花の名前の順番、通夜の前の仮通夜夜食代とか 夜食代・初七日も同じくお葬式の後にするからご仏前とか そのほかにも色々持っていかなければいけないものが 沢山あった。 何しろ初めてなものだから何もわからない。 もう少し落ち着いて静かな所で心を落ち着かせたいと 思ってもそう言うわけにはいかないようだった。 遺影のある部屋で終ったあと香典開きと言うのもあった。 いやなものを見てしまう。 こんなことなら私は遺言書でも作成して残しておきたいと 思ってしまう。 後ろ髪引かれる思いで田舎を後に帰ってきたけれど 家に帰ればまた主人の方の父母の世話が始まる。 でも今回は何かに没頭したりしてるおかげでいやな事も 忘れる事ができて皮肉な結果となった。
昨日は夕方食事の用意をしていると、ふと6月4日の 事が思い出だされてきた。 1泊で外出許可をもらって帰ってきた母とあまり話が できなかった事。 次の日に病院まで見送らず寂しげな後姿を見送った事。 そんなこんなを思い出すと涙が止め処もなくあふれて 夜までこの気持ちは続いた。 そうだ・・気分転換でもしよう・・。
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