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2004/01/08(木)
旅客運賃の妙
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JRなどの中・長距離の運賃は、うまく分断して購入すると通しで買うよりも安くなる場合があるのは、旅行好きの方には知られた話である。京急の空港線などは、羽田空港前の直前で急に料金が上がる不自然な運賃体系で、会社によっては通勤用定期を一つ手前の新整備場駅で区切って購入させているところもあるらしい。
さて、西鉄バスでは近年、乗り継ぎ割り引きというサービスを始めたが、これにより通しで乗るよりも乗換えた方が安くなる区間があることに気付いた。 たとえば和白ヶ丘−貝塚を通しで乗ると370円。しかし和白ヶ丘から一旦女子大前で降り、貝塚まで乗ると、200円と240円だが、240円は乗り継ぎ割り引きで160円になるので、合計360円と10円安くなることになる。
西鉄バスの運賃設定には、京急の空港線のように怪しい跳ね上がり方もあり、自動車運転免許試験場前などは、天神あたりから乗ると、直前で2回くらい料金が跳ね上がる。ひとつ手前の皿山4丁目などは、次の試験場前のバス停まで100メートルほどの近さでありながら、試験場前で降りるより30円も安い。当然、免許更新のときは皿山4丁目で下りて歩いているわけだが。 これは30円をけちることよりも、そんなせこい運賃体系にやられてたまるか、という意味合いの方が勝っている(笑)
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