日常日記
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2004/10/26(火) 監督と店長
野球の監督と店長は似ている。以前ラウンジの店長をしたいたとき、自分は監督でコンパニオンを選手だという感覚で仕事をしていた。

監督も店長も嫌われる役目である。言いたくないことも言わなければならないし、細心の注意を払っていても人間であるがゆえに、不公平や好き嫌いが必ず露呈する。上手く事が運ばなければ、選手やコンパニオンに当たりちらすこともある。それが出来ない人は内面にストレスをため、消化器官に穴を開けたりすることになる。

ラウンジでは、来店した客から延長を取るため、接客させるコンパニオンを効果的に入れ替えなければならない。監督の采配のように、そこに手腕が求められる。能力がある者を多く使いたいが、そこにばかり負担をかけるわけにもいかず、中継ぎを織り交ぜたりと配置も細かに行なう。野球と違うのは、野球の場合は打つなり投げるなりの数字が顕著に示され、客にも選手にも一目瞭然な基準となるが、接客業の場合はそうもいかない。ルックスが良くても仕事ができなかったり、性格が悪く接客させるとボロが出る女性もいる。能力的に劣るコンパニオンが出勤機会を増やしてほしいと言われても、あなたはブスだからとか指名が少ないとかでムゲに断ることは出来ない。

監督よりも選手の方がギャラが高いという点でも、店長とコンパニオンの関係に似ている。指導者がどんなに頑張っても、トップクラスの選手の所得には到底及ばない。そして人気選手には、プレゼントなどがたくさんもらえるという利点もある。そして選手もコンパニオンも、現役でいられる期間がごく限られた年数であることも共通している。

現場でのユニホームが貸与されることも同じだが、さすがに選手と同じユニホームを着られないのが、ラウンジの営業である。そしてバットを振り回すのが、選手ではなく客なのが夜の接客業である。それを巧みにかわすコンパニオンは、技量というより持って生まれた器量が大事である。


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