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2004/10/08(金)
さばは生で食うべし
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今日の夕餉は、甚八寿司仕出し部謹製の「さば寿司@五島産」である。脂ののったこの時季のさばを生で食らうのは格別だ。 本州ではあまり考えられないことだが、九州、特に福岡ではさばを刺身で食べる。この時期のさばの刺身は旬で、スーパーでもカンパチやさんまと肩を並べて普通に売られている。
さばといえば、全国的には味噌煮とかシメサバとか塩さばが主流だが、刺身でも結構美味しい。新鮮であることが絶対条件になるわけだが。博多には「ゴマさば」という郷土料理があり、さばの刺身をみりんやごま、わさびしょうゆなどであえて食べるが、これも新鮮なものでないと使えない。博多の居酒屋にはだいたいあるゴマさばだが、メニューになくても「ゴマさば丼」とか「ゴマさば茶漬け」とかを頼むと、作ってくれる居酒屋が多い。それだけ浸透している一品だ。
『青魚は足が早い』などと言われ、あっという間に傷む食材ではあるが、こちらでは生で食べられる機会が多いのは、やはり旨いからだろう。しかしさば寿司というものは、ひとりでは4貫くらいまでで十分だろう。写真のように8つもあると、後半かなりくどい感じだった(^^;)
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