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2004/11/22(月)
経堂に急行が停まるようになるらしい
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先週末テレビ東京系の「アド街ック天国」で、かつて住んでいた世田谷の経堂が採り上げられていた。この番組は、毎週1つの街にスポットを当て施設や店(ほとんどが店だが)に1位〜30位のランクをつけ紹介するのだが、大半が知らない店ばかり登場した。 しかしその中には、僅かであるがよく知る店も出てきた。昔よく連れていってもらったすし屋の名前があった。経堂に住んでいたのは25年ほど前になるのだが、その頃から地域住民より変わらぬ愛顧を受けるのは大変なことだとつくづく感心。同じ屋号の三鷹の老舗すし屋は閉店してしまったのになぁ。
ところでその街経堂の駅は準急しか停まらない駅だったのだが、この12月のダイヤ改正でほんの一部だが急行が停車するようになるという。ホームが短いという理由で、地下鉄千代田線から乗り入れる準急でさえ通過するという駅だったのに、よくもまあ出世?したものである。 大変喜ばしいことだが、小田急線の急行は本厚木より先(上り)は急行は各駅停車である。小田原の付近には無人駅ではないかと疑うほど侘しい駅もあり、そんな駅にさえ急行が停まるのに、かつての首相(鈴木善幸)が住んでいたほどの街に停まらなかったというのも不思議な気分だ。首相クラスが公共交通機関は利用しないにせよ。
所変われば物の価値も変わるという一例になるのか。準急や急行が途中から各駅になるというのは、関東の私鉄では珍しいことではないが、急行通過駅のホームで待つ乗客が見送るちょっと恨めしい視線を思えば、悲願という言葉も適当かと思う。
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