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2004/11/05(金)
イーグルスが福岡へ
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今日は福岡にイーグルスが来ているらしい。イーグルスといってもナベツネの傀儡球団ではなく、ウエストコーストロックで70年代を席巻した米国のロックバンドである。「最後の公演」と銘打って福岡にまでドサまわりに来たが、何とタイのバンコクでもやるそうである。アメリカの有名バンドが日本に来ると、ほとんどが小遣い稼ぎの遊び気分である。若い頃いくつもその現場を目撃してうんざりしたトラウマがある。
日本公演に合わせてテレビ番組を放送していたが、メンバーが想像以上に老けていてがっかりした。最年少のティモシーですら、顔に皺が目立つ。ドン・ヘンリーは一介の老人に見えた。70年代はかなり遠い。
確か最後のアルバム(ロングラン)を出したときに日本に来た記憶があるが、もちろん福岡になど寄りつきもしなかった。それが金儲けのためなら回ろうというのは、福岡のファンとしても哀しいことだ。東京ドームに見に行った人物に聞いたが、音響が最悪であんなデカいハコでコンサートは無理があるといっていた。女子トイレの行列はすごかったそうだ。福岡でも金儲けのため福岡ドーム。チケットが売れずに直前までCMが流れていたのは言うまでもない。福岡で9800円も出して、流行りでもない外タレを見に行く裕福な人はほんの一握りだろう。
その傾向は日米野球でも同じで、一番しょぼい外野席でも6千円もする。気違いじみている。売れないから、東京では金券屋で大量に安売りされているが、それでも売れ残っているそうだが、地方ならそれ以上に捌けないだろう。もうちょっと考えて価格設定をしてもらいたいものだ。
外タレの日本公演についてきつい書き方をしたが、現行犯で目撃した事実なので仕方ない。シカゴなどひどいものだった。 例外的に感激するほど気合いの入ったライブもあった。フォリナーの90年だったか、渋谷公会堂でのライブは感動的だった。やっぱり見に行くなら、ハードロックかソウルだな。有名ロックバンドにハングリーさはない。
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