日常日記
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2004/12/17(金) 袖摺り合うも・・・
親しい人物が飲みに行った先で、小説家と同席したそうだ。直木賞も受賞したらしく、新撰組や会津藩についての著書が多いらしい。

中村彰彦という書き手で、著作の「決断!新撰組」の本を貰ってきた。調べてみると処女作のようだ。昭和47年に文学界新人賞佳作をとっているから、キャリアはかなり長いようだ。そんな息の長い書き手で直木賞まで受賞しているのに、さっぱり知らないとは世間は広いのか、こちらの視野が狭いのか。

芥川賞も直木賞も、多い年は年に数人の書き手に与えられているのだから、毎年ニュースを見ても記憶できないままの存在も多いと思う。中村氏は中山義秀文学賞なども受賞しているが、歴史小説をよく読み、とりわけ幕末の幕府軍寄りの作品を読み漁っている私がこれまで見つけられなかったとは、汗顔の至りである。まあ、私が遇ったわけではないのだが。

今年は大河ドラマで新撰組をやったから、関連して氏の作品もいくらか売れたのかもしれない。これも縁であるから、私も書店に行き氏の著作を探してみようと思う。


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