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2004/12/25(土)
3ヶ月半と30年
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22日にゲームセンターで景品として獲得した時計が、すでに持っていたオメガの時計にデザインが似ていたので比較してみることにした。黒の文字盤に数字がバー表記なのはよく似ている。
ゲーセン時計はわずか100円の軍資金でひとつかみした時計だが、一応金属バンドなので原価はともかく店で買ったら千円ほどだろう。オメガのこの時計はデビル・プレステージという機種で、店によって値段はまちまちだが10万円としよう。価格で比較すると、オメガ1個につき、ゲーセン時計100個買える計算になる。オメガに安時計100個分の価値はあるのだろうか。
耐久度で考えると、オメガが30年持つとすれば、ゲーセン時計は3ヶ月半ほど持てば同等という計算。オメガの方は手巻き(機械式)なので、10年に一度くらいはオーバーホールに出さないといけない。その費用は1回に3万ほどかかる。ゲーセン時計の方はクオーツなので電池代がかかるが、電池交換するより新たに買い直した方が安いだろう。
写真ではわかりづらいが、ゲーセン時計の方は金属のつや消しがの仕上がりが荒く、間近で見ると安物バレバレなのだが、他人の前で間近に見せる機会はないと思う。それよりROTAXという名前がROLEXのモロパクで恥ずかしい。それにそのロゴが大きすぎる(^^;)
時計というものは時間さえ正確に表示できればいい、という考えであれば、ゲーセンとは言わないにしても5千円から1万円ほどの時計で十分だろう。制服を着て仕事したり、人前に出る頻度が高い仕事をしている人でちゃんとした物を着けたいという人は、ブランド時計が適するだろう。私のように、レース場の帰りに質屋に寄ることを考えて、身分不相応な高級品を備えているという例外もあるが。
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