日常日記
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2004/02/12(木) 小倉城と日蓮上人(しょうにん)
昨夜から小倉駅上のホテルに泊まったわけだが、今回伊勢丹開店もあって、モノレール側の部屋にしてもらった。きのうは人通りも多かったので、上から見下ろす小倉駅前は見ていて愉しかった。

そして今朝、目を覚ましてから遮光カーテンを開いてみると、西小倉のあたりから砂津あたりまで、180度の景観はなかなか見ごたえがあった。しかしそこで思ったのは、小倉城の無残な姿。周囲を新しい建物に囲まれてしまっているのである。無論、今は城主というか住人はいないわけだが、小倉城に日照権はないのだろうか・・・。もはやリバーウォークにコの字型に遮られ、町を見下ろすはずの城が、周囲を見渡すことさえ困難になっている。

これは福岡市でいうと、東公園の日蓮上人像に似ている気がする。東公園の日蓮さんは、かつてその場所から博多湾を見下ろすことができたのだが、今や県庁や県警本部の重厚な建物に阻まれ、今や海どころかそれらの建物しか見えなくなってしまっているのである。

こうして昔のものたちは、新しいものに好位を奪われてその地位を失っていくのだろうか。天守閣から町を見下ろせない城なんて、観光客を呼べるのか。城からの眺めが餃子屋や映画館の建物なんて、何と風情のない城か。


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