日常日記
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2004/02/21(土) 飛車角のいない店
外食ネタが続いたところで、今日は餃子チェーンの話。全国的に有名な餃子のチェーン店がY駅前にもある。
ここに限らず、外食産業は労働環境が苛酷で、多くの働き手が長続きしないが、Y店もご多分に漏れず、長いカウンターと数箇所のボックス席がある広さながら、たった三人の従業員でこなしている。ピーク時も暇な時間帯も変わらぬ三人体制。バイト募集の張り紙は入口の扉に貼りっぱなしである。

四十がらみの店長らしき人物は中華鍋を操り、炒め物の調理全般をこなしている。貫禄もあって、調理しながら店全般を見渡す余裕もあり、他のふたりの動きが追いついていないときは、調理しながらさりげなく指示を出す。彼はいわば隊長である。

二番手は三十代とおぼしき小太りの男で、もっともよく働いているのだが、彼は忙しくなるとテンパって(パニックになって)しまうのが最大の難点。
注文が重なっているときなど、折角かかってきたバイト募集の問い合わせ電話を、「今、忙しいので、昼の3時ころまたかけて下さい」などとぶっきらぼうに切ってしまっている。猫の手も借りたいこの状況でと、こちらが心配してしまうが、彼は目の前の山積した仕事でめいっぱいである。細やかな接客よりも気合で押し切る彼を軍曹とでもしようか。

その下はど新人で、動きから見ても入店1ヶ月にも満たない二等兵。最近の若い衆にしてはよく働く方だが、いかんせん労働量が多すぎて追いついていない。この店なら昭和40年代のよく働く若者でもかなりきついだろう。最近彼はようやく餃子を焼かせてもらえるようになったが、出来上がった餃子の皮の縁がいつも硬いため、客が逃げないが心配である。

しかしギャンブル好きの私としては、餃子や定食の味よりも、この3人の中で誰が先に辞めるのかそちらの方が気になり、思わず予想してしまう。
本命はもちろん二等兵だが、軍曹の逆転も十分。おそらく営業中は休憩さえも取れない現況は、新しいバイトが来て改善されるのかは疑問。大穴なら、隊長を含めた3人総入れ替えもありえるとひそかに思っている。


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