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2004/02/04(水)
オカルト情報@カラオケ
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夜の店で仕事をしていると、お客のカラオケを聴くことが多い。こちらが歌う機会も出てくるわけだが、極力断るようにしている。聴いている方がどれだけ楽か(笑)
中にはプロ並みに巧く歌う人もいる。これはお客よりも女のコの方が多いが、単に歌う機会が多いからだろう。車の運転と同じで、ある程度の経験があるとそれなりにできるようになる。
しかし若い女のコは、お客から「巧い」とおだてられると真に受けることが多く、大して巧くないのにお客の言葉を盲信し、すっかりその気になっているのもいる。そういうコはちょっと難しい曲を歌わされるとたちまち馬脚を現し、若いながら挫折したりしている。
ナイトビジネスのキャリアが長い女のコになると、自分の世代を超えて曲を覚えだし、幅広い客層の歌を歌い分けることができるから頼もしい。20代の女のコが岩崎宏美の「思秋期」を熱唱したりすると、30〜40代のおじさんたちは虜になってしまうこともよくある。
中には何年も水商売をしているのに、さっぱり歌唱力(というほどのものでもないが)が向上しない輩もいる。私はカラオケと車の運転とセックスは、巧拙が共通するのではないかとひそかに思っている。ギアチェンジや加速、制動をスムーズかつ繊細にできる人は、センスある歌唱力を身につけ、ベッドでの発声や攻撃や防御も巧みであると推測する。
だから何年も仕事で歌っているのにさっぱり底上げされない人は、たぶん車の運転もダメなんじゃないかと思っている。 ちなみに字が下手な人は車の運転が下手、という統計が、私の周辺だけではかなり高い確率である。 ま、夜の店のたわごとってことで、聞き流してもらえれば(笑)
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