日常日記
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2004/03/02(火) 予土線開通30周年
きのうは予土線開通30周年の日だったようで、テレビで特集をしていた。予土線とは愛媛の宇和島から高知の窪川(厳密には現在はひとつ手前の若井まで)を結ぶ鉄道である。

宇和島と窪川以外に大きな駅はなく、ほとんどが山間の無人駅である。時刻表では県境の江川崎が太字で書かれており、そこそこの規模の駅かと思ったら、途中下車してみると駅前には何もないのでびっくりした。

景色は宇和島から松丸くらいまではよくある田舎の田園風景といった感じで、その先は四万十川沿いにゆったりとした車窓が続く。大正町には一の又渓谷温泉というのがあるが、なぜか福岡市内を走る西鉄の路線バスに、この温泉がデカデカと広告を出している。果たして福岡から訪れる観光客がどれだけいるものか。考えてみると、高知市内であれば大阪へのアクセスが抜群だが、大正町からは岡山、広島も遠く、四国以外の最寄の大都市は小倉か博多になるのかも。

松丸には四万十川に棲む淡水魚を集めたおさかな館という水族館がある。カマキリやアカメ、ギギなど珍しい淡水魚が見られて楽しい。その近くには松野温泉というかなりマイナーな温泉もあり、観光地としての資質は十分。正木酒造の「野武士」という清酒も美味しい。直営の酒屋でしか売られていないため、入手困難であるがおすすめである。

宇和島では宇和島城が有名だ。藩主の伊達氏が知られているが、大村益次郎もこの地で過ごした時期がある。闘牛も有名だし、味では鯛めしが絶品。割烹「一心」や「ほづみ亭」がリーズナブルである。
みやげものは、大番という餡を挟んだカステラ風の銘菓が美味で、コンビニでもばら売りされているほど人気がある。宿は駅上のホテルクレメントのホーム側の部屋を取り、じっくり鉄道を眺めるのがいい。

などと詳しく書くほど、予土線沿線には何度も行っている。宇和島−別府間のフェリーが廃止されたので、九州からアクセスが悪くなったのは残念だが、それでもまた行こうと思っている。えひめ丸や強盗の冤罪事件など、よくない事件で有名になってしまったが、宇和島は第?の故郷だと思っている。


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