日常日記
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2004/04/18(日) 三鷹の富司屋
東京に出てきたからには食べておきたいものがたくさんある。
しかし食事というものは1日に3度であるから、全て欲求を満たすわけにはいかない。
駒形どぜうや中江の桜鍋など、東京らしいものも食べたいし、福岡では食べられないしょうゆラーメンや、汁がどす黒い立ち喰いそば、大ぶりの餃子なんかも体が求めてくる。

そんな中、上京すると必ず行く店がある。三鷹にある秋田料理屋の富司屋である。この店、値段は大衆的ながら、料理は本格的な秋田料理が味わえる。子持ちわかめはしょっつるに漬け込んであるし、がっこ(漬物)はしっかりといぶったものが出てくる。いなごの佃煮だってある。岩魚や山女魚も常時注文でき、予約をすれば鯉の姿造りまでできるのである。建物は古いが、中庭には色とりどりの錦鯉が泳ぐ池もあり、その奥には個室形式の座敷もあるなかなかの店である。

この夜は湯沢の両関という日本酒を飲みながら、都民と久しぶりの宴。鯉のあらいやわらびのおひたしなどをつつく。4月までは鍋もやっているということで、大ぶりの赤なめこ、舞茸やじゅん菜まで入っているきりたんぽ鍋を食らった。これで1人前1300円ほどというから安い。ビールは大瓶という良心的な店である。

東京の店の多くはとにかく高いが、こうしてリーズナブルな店がひっそりと存在することに、少し安心してしまうのである。


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