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2004/04/25(日)
米国BSEの波紋
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米国産牛肉輸入禁止により、看板メニューである牛丼を失った吉野家は、吉牛ならぬ吉豚と成り下がったわけであるが、続々と新メニューを送り出し、建て直しに必死である。先日久々に行ってみると、角煮きのこ丼なるメニューが加わっていた。エリンギ、ヒラタケ、舞茸などのきのこと、豚の角煮がかなり甘めに味付けられている。私としては味はもう一歩に感じたが、なかなかの客受けだったように思う。他の客のほとんどが注文していた。
新メニュー導入店舗を見てみると、九州地区では「焼鳥丼」が食べられる店舗はないようだ。かしわ(鶏)めしがポピュラーな土地柄だというのに。ひょっとして鶏にうるさい土地柄だけに避けたのか(笑) http://www.yoshinoya-dc.com/newmenu/list6.html#fukuoka
懸命に生き残りを模索する吉野家の一方で、地元焼肉チェーンのカルビ大魔王は天神店以外の全店を閉店した。米国産牛肉に依存していた店は思いのほか多く、その痛手は大きいようだ。資本力の弱いところはてきめんにその脆弱さがつかれるようだ。
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