日常日記
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2004/05/12(水) 白いポスト
新飯塚の駅前に白いポストがあった。白いポストってまだあるのね。
これだけ出版界の風紀が乱れたご時世に、未成年に読ませたくないとか言っても仕方ないと思うが。悪書というものは、禁止されるから読みたくなるもので、中学生くらいの頃は、同様の理由で煙草を吸いたくなったり、酒を飲みたくなったりするのが一般的だろう。

私がまだ十代の頃は、ひと気のない裏通りには成人誌の自販機がよくあって、こっそりと買いに行ったりしたものだが、購入するまでのスリルも楽しみのひとつだったと思う。昭和50年代の自販機は千円札を受け容れるような気の利いたやつは少なく、500円玉が流通していない頃は、100円玉をたくさん用意していくなど、誰にも見られずすばやく購入する手はずを整えたものだ。しかしこの手の本を持ち帰ると、保管場所に困るのである(^^;)。だから海辺の松林などによく落ちていたのだろうか。

そういえば近年は、出版元すらよくわからないようなコテコテのエロ本はめっきり見かけなくなった。わいせつ画の需要がなくなったわけではなく、例えばネット喫茶に行けば多くの殿方がわいせつ画像を閲覧している。それどころか、家電店のインターネット体験コーナーや、ビジネスホテルのロビーにある共有のパソコンのデスクトップには、エロサイトのアイコンがてんこ盛りである。やはり大人になっても、CDやDVDになっても、みんな家での保管場所に困っているということなのか(笑)


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