日常日記
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2004/05/03(月) 正しい日本語
3月の長崎自動車道全線開通に合わせて日本道路公団長崎工事事務所が設置した案内板の「長崎芒塚インターからは出れません」との表記が、「ら抜き言葉」で日本語としておかしいとの指摘を受けて「出られません」と修正していたそうだ。それくらいいいじゃないかと思う人がいる一方、どうしても直させたいという人もいるだろう。私も日記では「ら抜き言葉」は極力避けているが、思わず使ってしまうことがある。

そういえば公共放送のアナウンサーが、「今日のお天気の方は〜」と「〜の方(ほう)」というマニュアル言葉を口にしていた。もはや正しい日本語の存続もかなり厳しくなってきていると思う。諺や四字熟語を日常的に使える若者は稀有になってきているし、芸能人などは「させていただく」とおかしな謙譲語を多用している。

適当、確信犯、役不足などという言葉は、言葉自体がひとり歩きして別の意味で使われることが多くなっている。責任転嫁を責任転換などという人も、若い人を中心に最近増えてきた。もはやそういった誤用が多数派になると、場所によっては注意や指摘する方が恥をかくようなことになるため、そ知らぬ顔で受け流す方が無難な場合もあるほどだ。

私としては、かりそめの道路案内板くらい、黙って見逃したらいいのに、と思っているのである。道路案内板を作成する人は、国語が得意である確率はどちらかといえば低いだろうし、やがて撤去される案内板まで直させる必要があるのかと思う。田舎の喫茶店の看板は、英語などのスペルが間違っているものがよくある。荒尾競馬場の食堂など、DERBYがDARBYになっているが、そんなことを突っ込む野暮な人はほとんどいないだろう。知的格差は間違いなく存在するし、高い方のレベルでそれを普遍的に求めるのは無謀だろう。だからこの日記での文章表現への指摘はお断りしよう(笑)


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