日常日記
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2004/07/31(土) トロピカルサマーフェスタ
またSさんと、キャナルシティにあるグランドハイアット福岡にあるレストラン「アロマーズ」のランチへ行ってきました。

今月と来月は「トロピカルサマーフェスタ」と題して、夏向きの南国の料理がたくさん並んでいました。ロコモコやフォー、ナシゴレン、スペアリブなどどれも本格的な味でした。ロコモコのスパムの美味いこと!珍しいところでは、ターキー(七面鳥)ローストなどもありました。デザートの果物もパッションフルーツやパパイヤ、マンゴー、パインなど、熱帯情緒たっぷりのものが揃っています。上質なケーキやコーヒーまたは紅茶がついて2100円はかなり安いと思います。東京あたりじゃ3〜4千円コースだろうなぁ。

あんまり暑いので、キャナルでは噴水の中に飛び込んでる人もいるほどでしたが(本当に)、アロマーズの客入りはいつもの平日より多く、夏休みらしさを感じました。同じキャナルの中でも、グランドハイアットのエリアは、あまりおのぼりさん的な生活感あふれる一行が見当たらないので、ゆったりと優雅に過ごすことができます。たまにバイキングコーナーで、必死さを隠せないイタイ主婦の姿もありますが(-_-;)。
(写真はキャナルの壁に貼りついていたスパイダーマン)

2004/07/30(金) 岡田さんの命日
今日は岡田正泰さんの命日である。早いもので3回忌になる。
岡田さんはヤクルトの私設応援団長だった人。2002年の今日亡くなったのだが、岡田さんが亡くなるのを境に、ヤクルトは弱くなった気がする。

12球団にはそれぞれ私設応援団があるが、岡田さんは漫画にも登場するほど個性的で有名な応援団長だった。最初はひとりでフライパンを叩いて応援していたそうだが、昭和53年の日本シリーズのビデオにはフライパンを持った岡田さんが確かにまだ映っていた。若松勉選手の応援歌は、今でも高校野球では定番として残っている。

私が上京した昭和62年、ヤクルトは万年最下位で本当に弱かったが、岡田さんは神宮や後楽園で試合があるときにはいつも来ていた。周囲のファンにも気さくに声をかける人だった。看板製作会社の仕事の関係で、いつも7回くらいにならないと現れなかったが、岡田さんがくるとファンの応援も盛り上がったものだ。私が神宮に通っていた頃の記憶には、いつも岡田さんがいる。

2001年にリーグ優勝し、上京して日本シリーズを見にいくと、岡田さんを見つけて嬉しかった。ファンの顔ぶれは変わっていたが、岡田さんは元気にしていた。日本一の瞬間を岡田さんと共に見られて至福である。まさかその翌年、黄泉の国へ旅立とうとは。

最近、ヤクルト戦をしばらく見に行っていないが、岡田さんのいないスタンドの応援はさぞ寂しかろう。ヤクルトの投手陣も、石川がようやく復調し、藤井がどうにか使えそうで、川島の将来も楽しみで、外人も頑張っていて、少し見通しが明るくなってきた。何とか勝率5割に戻して命日を迎えたのは、選手もわかっていて必死にやったということか。

2004/07/29(木) 高校野球をハンデ戦に
1リーグ制導入かでプロ野球界が揺れているが、改革が必要なのは高校野球ではないか、と思う今日この頃。

高校生らしさが売りの高校野球だが、実際はそれほど清々しくはない。郷土の出場校は越境入学ばかり。私立の「名門」校では、学業や学校行事ほったらかしで野球どっぷりの3年間。私の同級生で春の選抜大会で甲子園行きを果たした某私立高の生徒は、校舎とは離れた野球部の寮で日夜野球ばかりに明け暮れ、クラスメイトの顔はほとんど知らないとガラガラに変わり果てた声で言っていた。

これでは野球に金をかける私立高校が圧倒的に有利なのは間違いない。本分である学業に励み、公立高校に進んだ生徒が甲子園に憧れても、まず無理な現実。授業や行事以外の限られた時間と十分でない設備で練習に励んでも、四六時中野球をさせている学校にかなうわけはないのである。例えば鹿児島県は私がものごころついてから30年以上、おなじみのいわゆる運動学校の3つほどの学校ばかり甲子園に出ている。これでは甲子園を目指す球児に対して平等ではない。他の県でも、県大会の上位はだいたいおなじみの私立高校ばかりである。そんなに野球学校はたくさんいらない。野球ばかりさせられた後で社会に放り出されても、将来を考えると生徒が可哀相である。

そこで私の案だが、思い切って高校野球は全試合ハンデ戦にしたらどうだろうか。出来れば一度出場した高校は翌年は出場できない規則を作ったら、より多くの学校にチャンスが広がるだろうし、「高校生らしい学校生活」を送っている生徒が馬鹿を見ることはないだろう。ハンデを背負った「名門校」の投手は、重ハンを背負ったオートレース選手もしくは80キロを背負ったアラブの名馬タマツバキのような名誉になり、その重さがドラフトの物差しになったりして。暗躍している野球賭博のハンデ師の職人芸が生かされ、日の当たる仕事に昇格し世直しにもなる(わけないか)。

一番いけないのは、高校球児に群がり金儲けをたくらむ大人たちである。学校の宣伝のため、報道合戦のため、トトカルチョのため、大人たちは球児に熱い視線を送る。球児たちはよしんば超難関をくぐり抜けプロの選手になって活躍したとしても、所属球団とは関係ない新聞社社長のじいさんから「たかが選手」呼ばわりされてしまう現実なのだ。だからこそプロ以外の野球はプロより先に改革をして、新たな面白さを見つけ発展するといい。

2004/07/28(水) 格納庫のない雁の巣
今日は所用で雁の巣レクレーションセンターへ。
中まで入るのは、一昨年にこのサイトにUPした雁の巣飛行場跡の格納庫を見に行って以来だが、格納庫のない雁の巣はやはり寂しいものだ。そして博多湾に浮かぶ人工島が、海の青や砂の白に融合せず、違和感を奏でている。

雁の巣野球場ではダイエーの2軍の試合が行われていたようだった。連れがいたのでスタンドまでは上がらなかったが、2軍の試合でもちゃんとウグイス嬢のきれいな声で、アナウンスをしていた。

そのさらに奥では、アビスパ福岡の選手が練習をしていた。他の駐車場とは場違いな、高級外車が何台も停まっているのを見ると一般人との収入格差を感じたが、あの暑さの中走り込んでいる姿を見ると、決して楽な商売ではないと感じる。

楽なのは、駐車場の木陰で昼寝をしていた、どこかの営業マンたちだろう。プライバシー保護の観点から決して車に書かれていた社名は口外しないが(笑)。競艇場や競馬場に会社の車を停めて楽しんでいる奴よりマシか。

2004/07/27(火) 水シャワーと石鹸
我が家では水シャワーは実質無料である。福岡市水道局では、2ヶ月で30立方米までの水道料金はは同一なのだが、我が家はいつも13、4立方米がいいところ。よって、今後これまでの倍の水を使用したとしても料金は変わらないことになる。だから水のままシャワーを浴びるのは夏の特権でもある。

この夏の暑さで、水シャワーでも十分という日々が続いている。
そういえばインドやパキスタン、ネパールあたりでは、庶民の利用する安ホテルの浴室は、水のでるシャワーしかないところがほとんどだった。ひどいところはシャワーではなく、高いところに蛇口しかない浴室もあった。1泊30〜50ルピーくらいの料金だったが、これは私が旅した当時のレートで240円から400円になる。とはいっても、単純にその金額の価値というわけではなかろう。現地では、食堂の一番安いメニューであるベジタブルカレー10杯分くらいだから、日本でもビジネスホテルの料金くらいということになるだろう。

お湯の出るシャワーがあるホテルになると、US30ドルほどに跳ね上がってしまうので、貧乏旅行者の私は当然泊まれなかった。さらにバスタブのあるホテルになると、例えばインド東部のカルカッタでは最上級のオベロイグランドホテルくらいにしかない。1泊US130ドル也である。

というわけで、水シャワーを浴びると、インドやパキスタンあたりを旅していた頃を思い出すのである。そういう事情で、インドの石鹸は水でもかなり泡立ちやすい。日本の石鹸は泡立ちがいまいちである。

働くようになりインドへ再訪したとき、奮発してオベロイグランドに1泊した。そのときのアメニティにあった石鹸の香りは、生涯最高の芳醇なものだった。日本のホテルには、高貴な香りの石鹸を置いているところは見かけない。といっても、真の高級ホテルに泊まったことはないのだが。
http://www.oberoikolkata.com/oberoikolkata.asp?hotelcode=TXL-OB-HBCCUOB&hl_id=1

2004/07/26(月) おとなの雑誌
私の愛読書に実話時代という雑誌がある。単刀直入に言えばやくざの情報誌だ。どこどこの組の新しい若頭に誰がなったとか、あそこの組の組長が出所してきたとか、血なまぐさい話が満載で、連載漫画まで任侠物であるやくざ一色の雑誌だが、その辺の本屋に普通に売られている。なぜかこちらのローカル激安スーパー「マルキョウ」の雑誌コーナーにも必ず置いてある。

ということは、当然、コンビニにも売られている。
コンビニの雑誌コーナーでは最近、グラビア中心であるとか、風俗系の雑誌は「成人向け」と書かれた仕切りが出来、他の雑誌と区別されるようになった。つまりその仕切りに近づいたり手を伸ばしたりすることは、周囲から「エロ雑誌を見る客」と見なされてしまうわけだが、何と赤やピンク色の雑誌にまぎれて、実話時代もその仕切りに収められているではないか。

そりゃ、たしかに「成人向け」ではあるのだが。
こうなってしまうと、これからコンビニで実話時代を購入するときは、アダルト系のコーナーに近づかなければいけなくなる。
全国の硬派な実話時代ファンも、これからはコンビニで買う際は妙なためらいを感じてしまうのではないか。そして「本業」の方々も。

2004/07/25(日) ヒットが出なけりゃリバイバル
久方ぶりにampmに行ってみると、復刻商品の菓子が売られている。コンビニ各社が独自のカラーを出そうと模索しているのだろうが、ただ復刻品を置いてみるという安直な発想は何とも貧弱な気がする。

最近は復刻商品が多い。セブンイレブンのように30周年を機に30年前のデザインの商品を揃えるのはわかるとして、大したきっかけがないのにむやみに昔の商品を復刻するのは関心しない。終売になった商品というものは、そのほとんどが売上不振により姿を消したわけで、かりそめに復刻したからといって売上の好調を長らく維持するのは困難だろう。その証拠に復刻商品のほとんどが、当時を知るオジサンやオバサンたちばかりに買われているにすぎない。ヒット商品になるためには、世代を超えて親しまれなければならない。そういう意味ではやおきんのうまい棒は、若者から中年まで幅広く支持されていて凄いと思う。

せっかく生産ラインを確保してわざわざ復刻商品を送りだすからには、せめていくつかはプロパー(定番)商品に昇格してほしいものだと思うが、新発売の乱発でスポット的な売上を数珠つなぎしているだけでは能がないということに、各メーカーもようやく気付いたということか。しかし復刻商品の売り捨ては、消費者思いではない。消費者がせっかくその商品を気に入ったとしても、その後安定供給される保証はほとんどないのである。
(写真はampmで売られている森永製菓のドーナッチョ)

2004/07/24(土) 小倉競馬場にガラナを見た
今日も暑い一日だったが、そんな過酷な日差しにもめげずに小倉競馬場へ。そこで、意外なドリンクを発見した。もうかれこれ20年近く通っている小倉のターフだが、ガラナがあることは今回初めて知った。新発売か?

北海道地方を中心にローカル販売されているガラナジュースである。なぜか北海道ばかりで売られているガラナは、そもそもブラジルで人気の飲料である。私が以前働いていた商社は、ブラジルからガラナの原液を輸入して、UCCなどに卸していた。UCCがガラナの販売を辞めてからはブラジルのブランドで売り出したが、知名度の点でUCC時代の売上以下となり、苦戦を強いられている。製造は今でもUCCなのだが、個人的には炭酸が弱すぎると思う。在日ブラジル人には人気のようだが、これはこの国のいわゆる内地で、ガラナが入手困難だからだろう。群馬の太田や大泉、碧南などへよく出荷したものだ。

そんなガラナが、なぜか小倉競馬場の一角にある売店で売られていた。写真の通りコーラ(ガラナ)と、やや控えめな表記であるが、早速求めて飲んでみると、しっかりとガラナの味がした。キリンが以前出していたメッツガラナの味そのものだ。サッポロで出していたリボンシトロンガラナにも近いような。

北海道ばかりが販路であるガラナだが、ひょっとすると北海道の競馬関係者が小倉競馬場に来るかもしれないということで、ガラナを置いてみたのか。そういえばガラナが置いてある売店は、馬主席のある1、2コーナー寄りの1階にある。馬主席はその上の階だが、方向は同じだ。

ガラナといえば、「夜のエキス」として、通販では妖しい商品としても売られているが、刺激する効能が本当なら、賭ける場所としては気分を高揚させる作用があるかもしれない。

2004/07/23(金) Pillow Talk
新しい枕を買った。あんまりこまめに布団や枕を干したりする方ではないので、枕はすっかりぺちゃんこになってしまっていた。梅雨入り前に干したときも、日の光を吸ってもまったくほんわかとはならず、最近は二つ折りにして寝ていたほどである。

ホームセンターニトリへ出かけていき、安くて丈夫そうな中国製を選んだ。600円弱はリーズナブルだ。ラベルを見て知ったのだが、ニトリって本社が札幌なのか。セイコマートは福岡には来ないかな。

これで暑い夏も快眠できるかもしれない。ベッドも新調したいところだが、予算的に見通しは立っていない。現在使用しているベッドは、約8年前に飯塚オートで植木常男から流して的中した配当で買ったものだが、植木の近況と同じく、往年の頼もしさは感じられない。次の高額の臨時収入はいつになることやら。

2004/07/22(木) 100円で買える幸せ U
100円ショップでCD「津軽三味線・高橋竹山の世界」を買った。全15曲。本来は冬の寒い時期に聴くと臨場感を感じるが、避暑として夏聴くのもいいものだ。

竹山が亡くなって3年ほどになるだろうか。まさかこうして100円で売られることになるとは思わなかっただろうが、竹山はそもそも家の間口に立って歌い御代をもらう流しだったわけで、その昔は100円で歌っていたのかもしれない。

ダイソーもこれだけのものを100円で提供するとは、企業努力の賜物であろう。ひとむかし前なら100円ならケースだけの値段だったろうに。若い人や児童、生徒にも聴いてもらいたい音源である。

2004/07/21(水) 他人のそら似?
サッポロ飲料の自販機を見ていたら、こんな商品を発見。公式サイトを見てみると、しっかり商品ラインアップに並んでいる。ここまで露骨にパクらなくても(-_-;)。このメーカー、紅茶もかなりパクリ色が濃いのだが・・・。

流行歌にしろ、洋服や時計のデザインにしろ、パクリがどこまで許されるかは度量の問題なのかもしれない。料理なんかは商標権なんぞはなく、麻婆豆腐を発案した麻婆さんには無断で、世界中で麻婆豆腐は今日も作られているわけだが。

サッポロといえばリボンシトロンやうめ20など、かつては名作の飲料を送り出していたが、最近はいまひとつヒットが出ていない。かといって、あんまり落ちぶれてもらいたくないのだが。
http://www.sapporo-inryo.jp/product/sports/aquawin/index.html

2004/07/20(火) 30周年のセブンに思う
久しぶりにセブンイレブンへ行ってみると、30周年とやらで何やら懐かしい商品が並んでいる。ポッキーや小枝、亀田のサラダせんまでが昔のパッケージに統一された一角は、ある世代以上には独特のノスタルジーを感じさせるのだろう。商品はどれもセブンイレブン限定という。

ちょっと前、カルピスソーダが30周年を迎え、30年前の水玉模様のデザインにモデルチェンジしたが、売上はそれなりに上向いたそうである。昔のデザインの商品を見ると、見る前まではすっかり忘れているのに、パッケージを見た刹那に思い出してしまうのが不思議だ。そういえばポッキーは白と赤のツートンのデザインだった。

セブンイレブンの1号店は東京の晴海で始まったそうだが、まさかここまで巨大化するとは、経営者でも思わなかったのではないだろうか。コンビニは過渡期に来ているとはいえ、それだけ各社のカラーが色濃くなり、競争激化する一方で消費者にはいいことだ。
コンビニの店内にポストが出来たり銀行ATMが設置されるなど、70年代には想像もしなかったことだが、これから30年後にはどうなっているのやら。
(写真はセブンイレブン限定のファンタレモン)

2004/07/19(月) ローカル・ルール
世間では3連休ということで、きのうは他県ナンバーの車を多く見かけた。福岡市の中心部には右折禁止や駐停車禁止の箇所が多いが、他県ナンバーの若者の車が、右折したり停車したりで車を詰まらせていた。標識を見ないにしても、右折帯がないからわかりそうなもんだが、やはり慣れない場所というのは勝手が違うのだろう。

そんな光景は、夜になってラーメンを食べに出かけた「元祖長浜屋」でも見られた。ここでは、お茶は直径一尺ほどの特大のやかんに入っていて、替え玉のつゆは直径五寸くらいの小型のやかんに入っているのだが、慣れない感じの客が、何と湯のみに替え玉用のつゆをなみなみと注いでいた。ちょっと注いだときに色を見てわかりそうなもんだが(-_-;)。召集令状でも来たのか(ーー;)。このつゆは、しょうゆの何倍も辛いわけで・・・。

「接客」というものが確立されていない粗野な店であるからこそ、そのような客の失態も見られるわけであるが。っていうか、店の入口に冷水機がある店も珍しいと思うが。
香川あたりには、客にねぎを切らせる讃岐うどんの店もあるようだが、注文しないのに勝手にラーメンが出てくる元祖長浜屋も、かなりワイルドな店である。

2004/07/18(日) 鮎ご飯
4月26日の日記で炊飯器を購入したことを書いた際、実際の炊き具合を後日記すと書いておきながら、そのままになっていたので遅ればせながら報告しておこう。
いつものスーパーSの百円均一で鮎が売っていたので、鮎ご飯を作ることにした。新調したIHジャーには、炊き込みご飯のモードもあるので、初めて使ってみた。
材料は鮎3匹と米としょうゆ。シンプルな味付けにした。

出来上がってみると、柳川名物うなぎのせいろ蒸しのうなぎ抜きのような味である。今回は鮎をまるごと炊き込んで、炊き上がってから中骨と頭を抜いたのだが、内臓はそのままにしておいた。適度な苦さになって旨い。小骨は多少柔らかくなるので、神経質な方でない限りそれほど気にならない感じ。

米1合半で、小型の茶碗4杯ほどできた。鮎3匹も適量なようだ。今回濃い口しょうゆを使ったが、うすくちしょうゆを使ったほうが上品な味になるだろう。その際は内臓は入れないほうがいいと思われる。
ちなみにいつも炊いている白ご飯は、従来の炊飯器よりだいぶ美味しく炊けている。といっても驚くほど美味いというわけではない。それは米の値段のせいかもしれないが(^^;)
(URLは4月26日の日記)
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/silkvelvet/?Y=2004&M=4&D=26

2004/07/17(土) あれから20年
運転免許を最初に取得してから、今日で20年になる。
最初は原付免許だった。当時の福岡の試験場は木造のボロい建物で、試験場に出入りする受験者や更新者も今ほど多くなく、ゆったりしていた気がする。

運転する環境もずいぶんと変わった。当時、原付はヘルメットなしで運転することも認められていた。私の場合、学校で禁止されていたので、顔を隠すためにフルフェイスのヘルメットを被っていたのだが(^^;)。原付バイクも、スポーツタイプには時速90`も出るモデルがあったり、ある意味では古き良き時代だったように思う。自己責任に委ねられる割合がまだ高かったわけで。

それにしてもバイクってどうしてあんなに高いのか。原付はともかく、自動二輪になると中古でも4輪車と同等か高いのはどう考えても不自然。そのせいではないが、免許を持っていながら、長らく自動二輪に乗っていない。ここしばらく、バイクは乗るものではなく、賭けるものになりつつある(^^;;

2004/07/16(金) ゴミよさらば
朝方仕事を終えると、そのまま天神のスイス時計サービスセンターへ。
時計のゴミ取りはその日に出来上がるというのでひと安心。あの職人、私の方で一方的に曲者と思っているだけで、実はいい奴なのかもしれない(笑)。それにしても、アメリカの会社の大味な仕事のお尻拭きを日本の職人がするなんて、戦後幾度となく行われてきたことなのかも。だいたいスイスの時計が有名なのは、標高が高くて空気の純度が高い場所が精密機械の製造に適しているからだ、と中学のときに習った記憶があるが、文字盤にゴミって話にならないじゃん。まあ、そんなことだから、アメリカにありながらスイス傘下になってしまうのだろうが。今回買った電池式の安クオーツ時計なんぞ、精密機械と呼べるわけもないが。

店頭販売であれば、おそらく販売の時点で異物混入は発覚するはずだが、やはり商品選べない通販ならではという気もする。通販の利用も難しい部分がある。そういえば先日、複数の通販会社が食品で産地偽装事件で手入れを受けていた。定価数万円くらいまでの時計は、スイス製でも中身は中国製ETAムーブメントというのが多く、これもある意味産地偽装だと思うが。

夕方、きれいになった時計と再会し、そのまま夜の繁華街へ。友人と久々に深酒をし、部屋へ戻るとそのまま臥してしまった(^^;)。帰宅後に何とか日記だけは書こうとパソコンを立ち上げるも、その直後から記憶が途切れている。未明にごはんを催促する猫に起こされ、雪隠に向かう体を何とか起立させる。これからまた、二度寝するわけだが・・・。

2004/07/15(木) エベレストにゴミ
9日の日記で書いた、通販の時計がようやく届いた。
代引なので、料金とブツを引き換えると直ちに中身を確認。一応本物の時計が入っているようだ。しかしよく見ると、文字盤のところにゴミというか、長さ2ミリほどの文字盤の素材の破片が入っている。このエベレストという時計、エベレストをイメージした山型の模様が文字盤の中央にあるのだが、その青色の素材である。

これは偶然ではないだろう。安い理由はおそらくこれなのだろう。実勢価格の半額以下なら、やはり何らかの理由があると考えるのが妥当だろう。以前DンキHーテでオメガクラシックという時計を49800円で購入したら、裏蓋の隅に傷があったことがある。

正規の保証書があるので、また天神のスイス時計サービスセンターに持っていって取ってもらおう。あの職人オヤジはどういう反応を見せるか・・・。もしあの職人オヤジがぐずついたら、近所の行きつけの時計屋に頼もう。それにしても、こんなゴミは検品ではっきりとわかるはずなのに、何ともアメリカの会社らしいなぁと思う。普通、こんな商品は出荷前に停められるはずだが、この手はまとめて安く流しているのか。それとも出荷されてから発覚したのか。

他に傷もないし、まあ今回の買い物は失敗ではないだろう。
「アメリカは嫌いだが、ハミルトンだけは別」という某匿名掲示板の書き込みにシンパシーを感じるが、定価5万前後の高くも安くもないポジションの時計が、今の自分の身の丈に合っているものだろう。
(写真ではちょっと見にくいが、文字盤左上の隅に異物がある)

2004/07/14(水) 山笠疲れ
といっても、担いで走って疲れたわけではない。
追い山ならしといって、いわば山笠のデモンストレーションのようなものがあるのだが、毎年公道を通行止めして行なうのである。

福岡は日本一の保有台数を誇るバス会社があって、市内とくに天神や博多駅の周辺を夥しいバスの数が取り巻いているのだが、この追い山ならしの通行止めの関係で、博多駅交通センターから呉服町のあたりまで、4車線ある博多最大の大博通りの左寄りの車線は、まるでバスの駐車場のようにバスの連なりが出来、西鉄バスの隊列はまるで赤白の大蛇のようである。

博多駅ー呉服町間は、通常では約10〜15分もあれば着くのだが、この日は小一時間もかかってしまった。小一時間誰を問い詰めればいいのか(-_-;)

地下鉄を利用すれば10分もかからない。しかし一旦バスに乗車してしまったら、降りるに降りられないのである。疲れた。祭りもいいが、市民生活も大事である。

2004/07/13(火) あれから1年
去年の今日は、突然パソコンが壊れるハプニングがあった。
中古を格安で購入して2年以上稼動してくれたので、十分だったと思うが、突然壊れるとサイトを開設していると困るものだ。メールのやりとりも出来なくなるし、調べごともオフラインだと不便この上ない。電話帳や図書館という、今となっては原始的な手段を久しぶりに経験した。

ということで、新しいパソコンはやがて1周年を迎えるが、今のところ大きな不自由もなく来ている。あんまり芳しい評価を聞かないSOTECだが、最低限の働きは十分してくれている。
私の場合、いろいろと機能が付いていても使いこなせないので、シンプルなもので十分なのかもしれない(^^;)。

2004/07/12(月) ふきやにも女性客
久しぶりに天下一品のラーメンを食べた。
天下一品は以前、大宰府にあったのだが、経営不振から閉店した。そのため広島まで行かないとなくなってしまったのだが、最近、博多駅の全日空ホテルの裏手にオープンした。このサイトでも紹介している風俗店「キャンパスメイト」のまん前である。

大宰府の店が頓挫した理由は価格だと思うが、新しくできた博多店もラーメン600円と強気である。「筑ぜん」のページで書いているように、全日空ホテル周りは出張や単身赴任の方が多いので、何とかやっていけるかもしれない。一般的に福岡で受ける味ではないと思うが、よそ者の集う博多なら客が入るかも。博多駅構内には、なしかラーメン(かつてのくるまや)が、ひっそりと何十年も営業を続けているし。

その後、博多駅交通センタービルで買い物をした。うろうろしていたので腹が減ってきた。ラーメン一杯では物足りない。ということで、ついつい食堂街のふきやへ。えび焼(大きめ)を完食。こってりスープの天下一品とふきやのお好み焼きという食べ合わせは、三十路には無謀であることを後の胃袋が激白。夜更けまでなかなか消化してくれなかった。

でも、夕どきの空いているふきやの雰囲気はなかなかいい。雑誌を読みながら、何人かが三々五々にまったりとお好み焼を食べている。以前に比べ、女性客が増えたようだ。ひとりで小説を読みながら食べている女性もいる。B級グルメの領域にも、確実に女性陣が陣地を確保しつつあるようだ。

2004/07/11(日) クリームソーダオレ
ローソンで発見して、好奇心に駆られて買って飲んでみた。
(゜д゜;)マズー。
製造者は森永乳業。本社は東京の田町にあり、この本社へは仕事で何度も出入りしたことがある。JR田町駅の周りには、飲料の自販機のほとんどが森永なのであるが、社員も飲まないほどなのだ(-_-;)
商品化する前にもうちょっと議論を重ねてはどうだろうか(^^;)。

2004/07/10(土) 冷やし中華
福岡は食べ物の美味しいところだが、他県と比べて明らかに劣る食べ物がある。麺類でいえばうどんやカレー南蛮、そして冷やし中華がダメだと思う。

うどんは麺がだらしないまでに柔らかいところがいただけないが、これは好みもあるのでまだいいとして、カレー南蛮や冷やし中華は、しょうゆの薄さが致命的になっている。カレー南蛮を透明なうどんつゆで作ることに無理があると思うのだが、冷やし中華も薄口のダシなので、いまいち味が弱くなってしまう。生粋の西日本育ちの人は、それでも美味しく食べられるのかもしれないが、東日本の濃い目の甘辛い冷やし中華を知っていると、どうもこちらのものは物足りないのである。

ということで、今日は自分で作って食べることにした。
100円均一で買ってきた麺(2食入・タレ付き)を使い、野菜はアスパラを茹でたが上々の出来だった。ううん、夏を感じる(笑)

2004/07/09(金) 時計買いました
また腕時計を買ってしまった。
前回購入したハミルトンが良かったので、またハミルトンにした。
定価6万弱で、実勢価格4万5千円が2万なら買いだろう。その時計は以前からチェックしていたが、ここ最近になって一部の業者で急に安く出るようになった。多分並行輸入業者が処分したものが流れ出したのだろう。

とはいえ今回は通販で購入。疑い深い性格なので、代引で発注した。ちゃんと届くまでは安心できない(笑)。特に今回はちょっと安すぎるだけに。
ボーナス時期だというのに、2万の時計しか買えないのが情けないところであるが(^^;)
↓は今回買ったショップではないが、ハミルトンの一部商品が安く出ている。
http://newestshop.co.jp/watch/hamilton/index.htm

2004/07/08(木) 78年日本シリーズ
アンサーソングというのはあるが、アンサー日記というのもあるのだろうか。最近この方の日記は、私の日記の内容とときどき接点がある。最近ではライブドアの球団ネタや、ゆめタウンネタが登場。併せて読んでいただけると面白いかも。
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/5547/

さて今日は休みだったので、借りてきた1978年日本シリーズのビデオを見た。
冒頭でヤクルトのリーグ優勝を振り返るダイジェストでは、読売の堀内をメッタ打ちにする場面があって掴みはOK。他にも星野仙一を打ち込むシーンもある。打者では王や張本、シピンを封じたり、当時は随分役者が揃っているものだ。

日本シリーズでは、今や福岡のローカルタレントとなった今井雄太郎が2度先発している。ローカルのバラエティ番組で釣りやボウリングをするまでになりさがった現在の今井雄太郎とは、別人のような凛々しい姿である。ヤクルトに1点差に詰められ、「まだ投げさせてください」と志願、続投してあと一人ながら逆転負けした姿はちょっと可哀相。

それにしても昔のエースは、先発したり救援したりと重労働である。選手の起用も随分と変わった。そして年月を感じるのは、すでにこの世を去った選手が多いこと。両チームの主砲、大杉勝男とマルカーノはもういない。そしてこのシリーズで戦った後楽園と西宮のどちらの球場ももうなくなってしまったのが寂しい。(大学野球のため神宮は使えず)
オレンジのビルがあった頃の後楽園。野球と遊園地は、まさに子どもの頃の憧れだった。その後、まさか競馬のために通うことになろうとは(^^;)

2004/07/07(水) おいしい水
最近はミネラルウォーターを買う機会が多くなってきた。以前は金を出して水を買うなど考えもしなかったことだが、外出先で喉が渇いた場合など、毎度ジュースを飲むのも身体に悪く、甘いものを飲みたくないときもある。烏龍茶は胃に悪いというし、緑茶も味が濃い飲み物なので、さらっとしたいときには水である。

水が清涼飲料水と同等の値段なのはふざけているとは知りながら、泣く泣く水を買うこともあるのだ。しかしどこのメーカーの水でも美味しく飲めるわけではなく、やはり好みが分かれる。今のところ一番のお気に入りは大塚の「クリスタルガイザー」で、アサヒの「富士山のバナジウム天然水」も悪くない。ボルヴィックやエビアンなど欧州の水は口に合わない。コカコーラが出している「森の水だより」が一番売れているそうだが、私にとっては一番飲みたくない(-_-;)。

ミネラルウォーターにはガス入りといって炭酸の入った物も売られていて、空腹を満たしてくれるパワーがあっていいのだが、炭酸が入っているだけで急に高くなるのが嫌らしい。輸入食品を扱う店などに売られているが、500mlで200円近くするのはどういうことか。呆れる。

そんな私も、家で飲む水は水道水である。ペットボトルに入れた水を冷蔵庫で冷やしておくと、カルキ臭はおさまるものだ。だからといって、職場に水筒を持って行くようにはなりたくないものだ。そりゃ節約になることはわかっているが、部下の目とかあるわけで・・・。

2004/07/06(火) 選挙と食事
その人がちゃんとした人であるかどうか、すぐに判断するのは難しい。しっかりした人だと思っていたら、平気でゴミをポイ捨てしたり、酒を飲んで車を運転したり、雨が降ると喫茶店などで他の客の傘を平気で持って帰ったり、見なければ良かったと思う場面を目撃してショックを受けたりする。

しかし、それをひとつの質問で、かなり効果的に知る方法がある。「選挙に行くか」である。
もちろん、忙しいこともあるし、当日急に体調を崩すこともある。しかし概ね毎回行っているという人は、ある程度ちゃんとした人だと私は判断することにしている。

選挙の投票権は権利であり、義務ではない。これは食事と同じくらいの物と考えている。あまりに忙しくて「抜く」こともあるが、日常の大半では行なうもので、まったく行なわないと土台が崩壊することになる。選挙も全員が行かないと成立しない。「誰か行くだろう」と何人かに依存するのは、やはりちゃんとした考えではないだろう。

と偉そうに書いてきた私だが、ポイ捨てや飲酒運転などの経験がある。遠い過去のことでさすがにもう「卒業」したが、まだまだ卒業しなくてはならないことがたくさんあるのだろう。とりあえず、今の悪しき政権も卒業したいのだが。

2004/07/05(月) 一度はナマで
レンタル半額デーで借りてきたビデオとCDを全て消化した。
成人向けビデオの感想は割愛するとして、今回は下田逸郎ベストのCDが良かった。

下田逸郎は1960年代から東京キッドブラザースの音楽を担当するなど息の長いシンガーである。淺川マキ、山崎ハコ、ジョー山中など、なかなかいいシンガーに曲を提供したりしている。桑名正博の「月の明かり」の作詞者でもある。

ジャンルとしてはフォークであるが、クラシックギターを主軸としたアレンジがいい。ナイロン弦の優しい音色もいいものである。化粧品のCMに使われた「セクシィ」が最も知られているが、石川セリや松山千春が歌った「踊り子」もいい。歌詞に深い含蓄がある。聴いた後で深い余韻を感じる。

下田逸郎は現在、福岡の姪浜あたりに住んでいるらしい。宮崎の生まれだそうだが、連れ合いが福岡出身のようで、福岡に縁があったようだ。佐賀の七山村を歌った歌もある。今月の17日には唐津でライブもあるようだ。一度は生で聴いてみたいものである。
http://www.amelio.co.fm/shimoda/

2004/07/04(日) おかげさまで2周年
年に1度はこのネタで日記を書けるので助かる(笑)。
今日で無事2周年をむかえたこのサイトだが、開設当初はまさかこれほどの規模になるとは思わなかったが、見てくれる人がいるからこそ、サイトの更新も日記を毎日書くことも続けられたのだと思う。日記を読みに来てくれる人よりも、検索などでメインコンテンツを部分的に利用する人の方が数的には圧倒的に多いわけだが、個人的には前者の方に親しみを感じるのは正直なところ。これからも自分にしか書けないような日記を続けていこうと思う。

世の中には毎日欠かさずパンを焼いている人や、豆腐を作っている人、作物を育てている人、新聞を配っている人、競走馬を管理している人などがいる。それらを何十年も続けている人がたくさんいる。2つや3つの日記を毎日書くくらい、その人々には到底及ばないものである。生業か趣味かの違いはあるが、継続するエネルギーは大差ないと思う。

私が最初に就職し、配属された部の部長の口ぐせは、「休む奴はダメ」というものだった。新人の頃の私は、内面で反発していたが、今となってはその意味が少しわかる気がする。例えば大相撲では、休場すると負けと同じ扱いになる。職場でも、休む者は結局、穴をあけることになり、役立たずとなってしまう。もちろんときには体調を崩したり、不幸があったり、止むを得ず休む日もあるだろう。そんなとき、「あの人が休むくらいだから余程のこと」と思われる存在が理想かもしれない。

などと考えながらも、これまで学業でも部活でも仕事でもさんざん穴を開けてきた私だが、せめてWEB日記という私の行動範囲のほんの一部分だけでも、毎日続けて行きたいと思う。何せ他の方ほど、本当に忙しいという日は少ないし、時間的には恵まれている今の状況なら、毎日更新をもう少し続けられそうな気がする。ということで、とりあえず3周年を目指して毎日続けて行くことにしよう。

2004/07/03(土) 肉体疲労時の栄養補給
きのうくらいから体調がすぐれず、職場の後輩からも「顔色が悪いですね」といわれたほど。WEB日記を書き始めてもうすぐ2年になるが、具合が悪いと書いたのは過去に1回と記憶している。ということは、年に1度のペースで健康を損なっていることになる。
今の職場は代わりがいないためシフト以外には休めず、そのため気を張っているせいかその程度の頻度しか弱らないのだが、福利厚生がしっかりしていたかつての職場では、有給というものをフルに消化していたほど休んでいた。ところ変われば人間の気構えも変わるものである。
幸い今日は明け休みだったので、朝に帰宅後、シャワーを浴び洗濯をしてから寝た。ここのところ休みの度に所用があり、用を済ませた後は閉店近くまでパチンコという日々だったので、知らないうちに疲労していたのだろう。
夕方5時半ころようやく起きる。若干疲れはとれた模様。

ゆめタウン博多の福引券があったのでその後出かけるも、あっさりはずれ。たくさん並んでいた他の客も全てはずれだった。福引開催はまだ何日か残っている。まだ当たりは混ぜていないのか(笑)。
はずれにちょっとだけ気を悪くして、ここでは金を落とさないようにと、何も買わずゆめタウンを辞する。疲弊した身体に栄養を注入するため、焼肉を食べよう。そういえばきのう友達から、焼肉店の問い合わせの電話をもらったところだ。懐具合に最適なのは清川のスタミナ亭あたりだが、今日は遠くまで行く元気もないので千鳥橋(千代町)の玄風館へ。

地元では知られた焼肉店の老舗だが、思った以上に古そうだ。壁の鏡面下の酒屋の広告には「電話福岡20番」とある。おそらく戦後すぐのものだろう。メニューはなく、アジュンマ(おばちゃん)が口頭で「カルビ、ホルモン、ロース、タン、ミノ」と聞いてくるのは相変わらず。塩もの以外は全て辛口のタレに漬け込んであり、ビールも飯もさぞ進む辛さである。肉もなかなか旨い。この店、酒類はビールの他にマッコルリ(にごり酒)もあるようだ。使用済みのジュースのペットボトルに詰められている怪しさに興味をそそられる。

しかし今日は体調を考えてビール1本にとどめた。栄養を摂取したおかげで、だいぶ甦った感がある。
さすがに週末、しかも山笠の祭りの最中では釘も閉めているだろうと、今日はパチンコは行くまい。おとなしく帰って日記書いて寝よう(笑)
(写真は玄風館のカルビとホルモン)

2004/07/02(金) 同和問題啓発強調月間
早いもので7月である。福岡では7月は同和問題啓発強調月間となっており、毎年この時期になるとテレビのCMが流れる。

そもそも福岡は被差別地区の数が全国一であるため同和教育が盛んで、小中学校では教員の同和研修のため、授業が半ドンになる日が何日かあるほどである。プリントなどには書かれていたが、私の学校の教師は半ドンの理由を生徒にはっきりと言わなかった。同和教育の一端に「寝た子を起こすな」という意見があるのも事実ではあるが。

これは福岡県内に限ったことではないが、町や村、市を訪ねると、役場などに人権問題の標語などが掲げてあるところは、逆に言えばそういう問題を抱えているということになるが、ああいう標語などの看板くらいで、この問題は解決したりその方向へ少しでも向く可能性はあるとは思えない。もちろん、啓発映画の効果も疑問であるが。

この日記の1日分のスペースくらいで簡単に結論や見通しが書ける規模の問題ではないが、福岡にいると7月になると一度は考える問題なのである。

2004/07/01(木) ライブドアよ猛牛に乗れ
オリックス球団が近鉄球団を吸収するという話に、ライブドアが近鉄を買収したいという意向が漏れてきた。

経営意欲のある会社が名乗り出ているというのに、オリックスの社長や読売のナベツネ氏が露骨に嫌悪感を持っているのが嫌らしい。ナベツネ氏は、知らない人を球団経営に入れるわけにはいかないと発言していたが、球団経営は仲良しクラブだったのか。というかあんた、もう何年も生きるわけじゃなかろう。読売球団みたいに、残りの余生も金で買うつもりか(笑)

1球団の選手や職員、関係者がまるごと路頭に迷うのなら、看板を変えるだけでその雇用が保証される方がいいと私は思う。長らくバッファローズを支持してきたファンや、パリーグの至純なファンも同様だろう。カネボウの役員らもそうだったが、潰れるのは自分らの責任でもあるのに、自分らの今後の安泰を求めるだけの相手探しは見苦しい。水面下で自分らの身柄の保証を密約し、自社の働き手の将来を無視して金貸し球団に自球団を丸投げする姿は醜い。末端の労働者を考えているのなら、ライブドアの買収話を門前払いするわけはない。

よその球団を買収する前に、まず自分の球団を立て直すべきである。何度も何度もダブルスコアで負ける試合を続けたり、監督をシーズン中で解雇したり、何ともお見苦しい球団である。
客入りも悪い。それは弱いからではなく、金貸し会社の運営する球団が嫌われているからである。職業に貴賎はないとはいうものの、客を怒鳴りつけたり脅したりする商売は例外。人間の屑である。そんな手合いに、野球少年の夢を育めるわけがない。「ブレーブスの名は残します」という約束を踏みにじったことをファンは終生忘れない。金貸しのルールでいけば、「期限の利益の損失」となり、全額一括返済である。近鉄が買収されれば、また嘘にまみれた「金貸し流」の経営となり、ファンは離れるばかりである。

今回のライブドアの挙手は、一部で売名行為との憶測も飛び交っているが、やりたいというのならベンチャー企業にいっちょ球団経営をやらせてみてはどうか。太平洋クラブのように、奇抜で新しい趣向が続出するような予感がする。太平洋クラブは結果的に4シーズンの命だったが、関係者のクビが4年繋がるのなら、一部の人間の利潤のためのヘンテコな合併よりもずっと賢明だろう。1リーグ制云々というのは今回の合併とは全く別問題で、貧しい球団の選手を中心に間引くというのは、球界のためにも選手のためにもファンのためにもアンフェアである。


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