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2004/07/02(金)
同和問題啓発強調月間
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早いもので7月である。福岡では7月は同和問題啓発強調月間となっており、毎年この時期になるとテレビのCMが流れる。
そもそも福岡は被差別地区の数が全国一であるため同和教育が盛んで、小中学校では教員の同和研修のため、授業が半ドンになる日が何日かあるほどである。プリントなどには書かれていたが、私の学校の教師は半ドンの理由を生徒にはっきりと言わなかった。同和教育の一端に「寝た子を起こすな」という意見があるのも事実ではあるが。
これは福岡県内に限ったことではないが、町や村、市を訪ねると、役場などに人権問題の標語などが掲げてあるところは、逆に言えばそういう問題を抱えているということになるが、ああいう標語などの看板くらいで、この問題は解決したりその方向へ少しでも向く可能性はあるとは思えない。もちろん、啓発映画の効果も疑問であるが。
この日記の1日分のスペースくらいで簡単に結論や見通しが書ける規模の問題ではないが、福岡にいると7月になると一度は考える問題なのである。
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