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2004/07/06(火)
選挙と食事
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その人がちゃんとした人であるかどうか、すぐに判断するのは難しい。しっかりした人だと思っていたら、平気でゴミをポイ捨てしたり、酒を飲んで車を運転したり、雨が降ると喫茶店などで他の客の傘を平気で持って帰ったり、見なければ良かったと思う場面を目撃してショックを受けたりする。
しかし、それをひとつの質問で、かなり効果的に知る方法がある。「選挙に行くか」である。 もちろん、忙しいこともあるし、当日急に体調を崩すこともある。しかし概ね毎回行っているという人は、ある程度ちゃんとした人だと私は判断することにしている。
選挙の投票権は権利であり、義務ではない。これは食事と同じくらいの物と考えている。あまりに忙しくて「抜く」こともあるが、日常の大半では行なうもので、まったく行なわないと土台が崩壊することになる。選挙も全員が行かないと成立しない。「誰か行くだろう」と何人かに依存するのは、やはりちゃんとした考えではないだろう。
と偉そうに書いてきた私だが、ポイ捨てや飲酒運転などの経験がある。遠い過去のことでさすがにもう「卒業」したが、まだまだ卒業しなくてはならないことがたくさんあるのだろう。とりあえず、今の悪しき政権も卒業したいのだが。
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