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2004/08/21(土)
駒大苫小牧が背負うもの
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甲子園では駒大苫小牧が決勝に進出した。北海道勢は夏の高校野球ではこれまでベスト4が最高で、それも78年前まで遡るというからすごいことだ。春の大会では昭和38年に準優勝しているが、いまだに優勝はない北海道勢の悲願達成となるか。
そもそも北海道勢が甲子園で勝ち上がれないのは、内地の代表と比べ、絶対的な練習量が不足しているからだと言われてきた。私の提案するように、高校野球もハンデ戦にしたらここへ来るまで78年もかからなかったのだろうが、競馬で言う別定戦では実力差があれば、逆転はほとんど不可能だ。競馬の世界では、今年のクラシック戦線、北海道営出身のコスモバルク号が日本ダービーまで人気となるも惜しくも敗れてしまったが、同じ別定戦の条件で球児が敵討ちできるか。
それにしてもグラウンドでの練習不足は致命的である。北海道大会では決勝戦で外野手が飛球を落とすなど、日常的に見られる。 しかし近年、北海道勢は相変わらず早々に姿を消してはいたが、強豪と僅差であったりして、近いうちに私はこの日が来ると思っていた。
近年では平成7年旭川実業のベスト8が記憶に新しいが、このとき私は北海道にいた。最後はワンバウンドのライトの飛球を、審判の誤審によりアウトとされゲームセットになってしまう運の悪さで敗退したが、あのときは千歳空港でも地元客がかなり不平を言っていた。約10年ぶりの仇討ちは出来るか。
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