日常日記
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2004/09/26(日) 市民球場での僥倖
今日は宿泊先でチェックアウトぎりぎりまで過ごし、街へ出た。
農林水産省関係の施設を視察してから、市民球場へ。試合開始まで少し時間があったので、紙屋町のデオデオのウォッチ館を冷やかしてから、その裏通りをうろついていた。チケット屋も物色したりして、後学のために市場調査もしておいた。そのあたりにラーメン屋があり、見るからにまずそうなのだったのだが、それほどたっぷりと時間があったわけではないので、そこでまずそうなラーメンを食べることにした。

やっぱりまずかった(笑)。しかし中途半端なんだよなぁ。まずいならまずいでもっと豪快なまずさなら、かえって記憶に残りネタとしては「おいしく」なるわけだが。それにしてもどこにもあるよなぁ。立地のよさだけで儲かっている店。注文も忘れられるなど接客もかなりまずかった(^^;)。でもちゃんと謝ったから怒ることもなし。中途半端すぎる店だった。多分、時間が経つと忘れるから日記に書いておこう。

さて、ここからが本題。その後、市民球場へ行った。
今日もレフト方面へと歩いていると、知らないおじさんから「チケットいらんかい」と声を掛けられた。ダフ屋と思った私は「なんぼですか」と答えると、「タダでやるけぇ」と言うではないか。一瞥してみると悪い人ではないようだ。かくしてこの殿方(おじさんから昇格)と一緒に観戦することになった。席に向かうと、何と内野のバックネット裏の席ではないか。感謝するばかりだが、仕事関係でチケットを買わされて来たところ、連れの方にドタキャンを食らったそうである。ドタキャンのおかげでこんないい席で見られたのだが、先のことはどうなるかわからないものである。

しかし広島弁を話すこの殿方は間違いなく広島ファンだろうから、私としては礼儀的にヤクルトファンとカミング・アウトするのをためらった。よって中立を装って試合を見ることになった。
試合内容は中立にふさわしいシーソーゲームだった。試合としてもとても面白く、しかも途中で雨が降り出したのだが、その席は屋根の下で濡れることもなかった。ラーメン屋以後の今日の私はかなり幸運だったと思う。試合はヤクルトが逆転勝ちした。

殿方には、広島の選手について細かな解説をしてもらえたのも、旅先ならではの面白さとなった。福岡から野球を観るために来たというと、チケットを捨てようかと思っていたが、有意義に使えてよかったと言ってくれた。そして福岡へ行ったときの食べ物が美味しかったとしきりに誉めてくれた。私も広島の印象がさらに良くなったことは間違いない。「旅は道連れ世は情け」とは言いえて妙である。
(写真は件のラーメン屋近くにあった「ゲートイン」という店の馬像)


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