日常日記
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2005/01/24(月) 本物の外道は魚ではない
ブラックバスの話題が国会にまで上っているが、どうも事実が歪曲されているのが嘆かわしい。

そもそもブラックバスを全国にばら撒いたのは釣り具メーカーである。釣り人が移植したようなことをいう人がいるが、それは誤謬である。釣りを目的に移植するのならブラックバスだけが各地に移植されるべきだが、決まってブルーギルが一緒に放流されているのは意図的。ブラックバス生息水域の9割にはブルーギルがいるのが現状。ブルーギルは釣りの対象魚にはならないし、釣りの邪魔になる「外道」である。専門に釣る人など聞いたことがない。その上食用にもならないのに、放流するわけがない。

そうなると考えられるのは、ブラックバスの餌としてのブルーギル放流である。このアベック放流は、明らかに組織的な「犯行」である。そんなことをして儲かるのは釣具メーカーくらい。ブルーギルを釣って、他の池に放流する釣り人などどこにいる。

私は小学生の頃からルアー釣りをしているが、当時福岡市東部や粕屋郡でブラックバスがいる池は、海の中道のカモ池と美和台の相浦池くらいだった。その頃海の中道には米軍基地の名残りで米国人が住んでおり、その人々のレジャーのためのようにバスがいると思われていたが、今思えばひと気のない野池だけに格好のモデル放流池だったのだろう。(海の中道には米軍関係者以外に住民はいなかったし、今も住民はいない)今ではどこの池にもいるほどだが、ほとんどブルーギルも共存している。どう考えてもおかしい。毎度毎度卵が紛れるわけない。

もうひとつ釣具メーカーで許せないのは、キャッチアンドリリースの標榜。私はバスが釣れたら必ず持って帰り食べる。逃がすなんてもったいない。ブラックバスは大変美味い魚である。しかしメーカーはそれが広まると釣魚が激減するため口外せず、しかも釣った魚は放流するようなおかしなマナーを掲げている。漁をして捕まえた獣を野に放つなんてありえるか。

ふざけるな釣具メーカー。ブラックバスを金儲けに利用して増殖させ、やがて滅びさせる。環境や生態系云々より、奴らの断罪が先に行われるべきである。


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