日常日記
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2005/01/25(火) 見る前に跳べ
私は元気がなくなると、岡林信康の全盛時の歌を聴くことにしている。かつては「フォークの神様」として関西フォークを代表するカリスマ的存在だったが、その頃の音は本当によくできている。

どうもきのうあたりから体調を崩し、今日は休みだが1日臥していた。久々に岡林の「見る前に跳べ」を聴いてみる。
岡林のこの頃の作品は、ストレートに世相を斬る元祖ギター侍だったわけだが、このアルバムには名曲が多く、インパクトという点では「おまわりさんに捧げる唄」と「NHKに捧げる歌」がずば抜けている。「NHK〜」は、受信料拒否が相次ぐこの時期にふたたび聞くと新鮮である。岡林と共にこの曲をデュエットしている吉田日出子は岡林と別れ、そしてNHKに出演するようになったことを考えると時の流れを感じてしまう。受信料を「絵の代金」と歌っているが、白黒には安く色付き絵には高く取るというのを聴くとさすがに古いなぁと思う。1971年頃の作品か。

若い頃に影響を受けた曲でも、年を取って聴くと色褪せて感じるものが多いが、岡林のこのあたりの作品は色褪せない。
音源は高校生のときに、香椎の西鉄線踏切近くにある貸しレコード屋「SMASH」で借りたものだが、借りるときにカウンターのお姉さんはLPを見て「懐かしい!」と言っていた。あのお姉さん、今はいくつになってしまったのか・・・。
この作品、CD化されたが絶版となり、今では1万以上で取引されているらしいが、この頃の音源はポチポチとレコードらしいノイズを感じながら聴く方がいい。


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