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2005/10/29(土)
猫に小判
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ちょっとした臨時収入があったので、ベッドの上にお札を並べて数えていると、猫が近づいてきてクンクンとその紙切れを匂っている。そしてその紙切れでは栄養も暖も採れないことを確認すると、おもむろにその上にしゃがみこんだ。そんな姿を見ていたら、こんな紙切れのために毎日せっせと働いていることが、何だか空しいような気がしてきた。
そういえば猫がもっとも楽しいときは、ごはんを食べているときと遊んでいるときで、飼い主はなるべく遊びに付き合ってあげるようにと猫の本に書かれていた。確かに猫と戯れていると、そこまで必死にならなくてもと思うほど猫は気合いを入れて遊びに興じ、フガフガと噛み付いてきたり、猫キックを浴びせたりする。
しかしよく考えてみると、一部の人間も猫と似たようなもので、美味しいものを堪能しているときと遊んでいるときがもっとも身近な楽しみなのではないか。常日頃あくせく働いているのも、楽しい時間を過ごすためだったり美味しいものを食べるためだったりするためではないか。もちろん人間には、人間らしい生きがいとか生涯設計だとかを緻密に構築して生きるという高尚な人生もあるだろうが、少なくとも今の私は次の休みにはどこに行こうかとか、今度は何を食べようかとか考える合間に仕事をしている(^^;)
とりあえず次なる楽しみは、冬の賞与をどのように楽しく消費するかということなのだが・・・。 (写真は遊びに夢中になるシルヴィ)
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