日常日記
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2005/11/30(水) jam
ジャムといっても、イエモンの歌ではない。渋滞の話である。

いつもは仕事が終ると職場のある六本松から天神まで歩くのだが、今日は朝から雨が降っていたのでバスで帰ることにして六本松から乗り込んだのだが、城内(福岡城址にある集落)のあたりからぱったりと動かなくなった。城内はその名のごとく城を横断する一本道で、わき道もないので普通車も迂回できない。よって入り込んだ車は皆、びっしりと身動きがとれなくなり、結局城内から平和台へ出るまでにいつもより40分くらい遅れて到着したのだった。

朝8時台のバスというのはほとんどが通勤通学の乗客。バスの車内から会社に携帯電話をかける人、しびれを切らしてバスを降りて歩き出す人などが出て、慌しい車内となった。城内から天神までは徒歩20分ほどかかりそうだが、次々に乗客は降りて最後にバスに残ったのは数人だけになってしまった。

結局、大名から西鉄グランドホテルあたりにかけて道路工事をしていたことが原因だったようで、私もそのあおりを受けて通常のバスの所要時間よりも45分ほど遅れて帰宅。結局雨は小雨どまりだったので、結果的に歩いて帰った方が早く着いたことになる。帰って寝るだけの身分なので気持ちに余裕はあったが、降車ドアはのべつ開け閉めされるし、車内はそわそわしているしで、座っていたが眠ることはできなかった。不慣れなテクシーののちに働くことを考えれば、恵まれていたと考えるべきか。しかし削れたのは、よく考えると私の睡眠時間かもしれないのだよな・・・。

2005/11/29(火) やっぱり抵抗あります
博多駅のあたりを歩いていると、サラ金会社のおねえさんからティッシュを貰った。それにはスクラッチカードが添えられていて、クオカードが当たるという。スクラッチをこすってみるとあたりと書いていた。24日と同じD社である。

24日の日記には、「あんまり当たりはないようだ」と書いたが、やっぱり携帯電話機のセールスのようにどうせほとんどが当たりになっていて、事務所に連れて来て契約させる手口のようだ。ティッシュをくれたおねえさんにどれくらい当たりがあるのか言葉巧みに探ってみると、半分くらいが当たりだと白状した(*_*)

前回の天神でティッシュ配りをしていた女のコの驚いた演技には、まんまと一杯食わされてしまった。あのコはきっと、夜の営みでも悩ましい声で大げさに鳴き演技して男を騙しているのだろうなどと懐疑しながらエレベーターを上がり、せっかくだからまたクオカードをもらってきた。アンケートをよく見ると、受け取りは1回限りとしますとか書かれていた(^^;)

窓口のおねえさんはしきりにカードを作るよう勧め、頑なにかぶりを振ると「やっぱり抵抗ありますか?」と聞いてきた。抵抗とかっていうより、借りた記録は10年、審査だけでも半年間登録するようなやり方をしている方に問題があるのではないか。私の場合、多くの大衆のようにサラ金のイメージから拒絶しているのではなく、実際に付き合ってそのえげつなさを熟知しているから拒んでいるわけで・・・。

それにしてもこの手のキャンペーン、身分証の提示もないわけだから支店の数だけクオカードをもらうことも、やろうと思えば可能ということになるが、500円のクオカードくらい、湯水のごとく垂れ流ししても痛くも痒くもないほど儲かっているのだろう。図太いところは、借りる客に印紙代200円を出させる会社もあるサラ金である。まともな生活をしている間は世話になることはなかろう。オートレースの「ゆうこりん車券」のように、イメージタレントが直接窓口で相対するのなら、カードくらいは作ってもいいが(笑)

2005/11/28(月) オレンジの丘
今日は今月最後の休み。昼パスの期限も切れることだし、また朝倉や杷木へ行ってきた。先月から5、6回は出かけたが、また新しい発見があり楽しめた。今日が一番天気がよかったし。

今日は柿で有名な志波に寄り、少し散策してみた。噂に違わぬ柿だらけの地区だ。丘全体がオレンジ色になっていて、となりの丘も向こうの山も柿、かき、カキである。道路には収穫のものを落としたと思われる柿が潰れていたりして、上も下も柿なのである。

写真ではよく見えにくいが、オレンジ色に見えるのはみんな柿である。一部柿色の葉も混じるが、ほとんどが柿の実。次から次へと収穫していながら、まだこれだけの柿が生っているのはすごい。柿をこんもりと積んだ軽トラックが丘の上から降りてきて、また荷台を空にして上がっていく。

こんなに柿にまみれた毎日なら、柿を見るのも嫌になるのかと思いきや、国道沿いの柿を並べる直売店の椅子に座っている老夫婦は、柿を切って食べながら談笑していた。どこまでも柿な毎日のようである。

おそらく今年来るのは最後になるだろうから、一番高い(といっても1個あたり百円もしない)柿を買って帰ったが、これが恐ろしく甘く美味しいものだった。なるほどこれならば飽きないし、しこたま食べられる。これまであまり柿を食べることがなかった私だが、こんなに美味いのなら毎年晩秋の楽しみになるかもしれない。

2005/11/27(日) 福津市に残る「パチンコ大賞」
福津市へ出かけ、ある小型のショッピングセンターへ入ったところ、服飾売り場の片隅にお子様向けのゲームコーナーがあった。ゲーセン好きの私だけに吸い寄せられるように近づいて見てみると、ゲームのパチンコ台がある。その中の1台に「パチンコ大賞」があるではないか。

「パチンコ大賞」は平成2年に西陣から発売された羽根物(2種)であるが、21世紀の現在も稼動中なのは国内に1、2箇所だけだったと思う。ゲームセンター仕様とはいえ、これはちょっとした発掘にほかならない。パチンコ大賞は数ある羽根物の中でも名機といわれる傑作。打てるだけでもパチンカーとしては至福といえる。

ひとまず服飾の買い物を済ませ、台に近づいてみる。電飾は付いているし、状態もそれほど悪くないので問題なさそうだ。が、しかし、壊れていた。まず100円玉を受け付けないし、ハンドルのところがスライドしないし動かない。握った瞬間に違和感を感じるほど。これではおそらく100円玉を受け容れたとしても、ハンドルやバネが動くことはないだろう。無念である。

珍古台(パチンコの古い台)を探索していると、その台に出会いながら故障しているというオチは非常によくあることなのだが、外観の程度が良かっただけに、回りで普通に母子連れが遊んでいた平和な空気が流れていただけに、しばしボーゼンとなってしまった。そんな母子を見ていると、「母をたずねて三千里」のマルコのように、辿り着いてみるとほんの僅かな差で捜し求めていた相手と行き違いになり、そこにあるのは抜け殻だけという光景を思い出してしまった。この展開を心のどこかに予期していながら、また今回も同じ悲劇に遭うというパターンである。

2005/11/26(土) 年齢的なものか
年齢のことといっても、今回は私ではなく愛猫の話である。

数日前に何度か嘔吐をしてから、すっかり食欲減退してちょっと心配している。猫は毛づくろいをするので胃袋に毛玉がたまり、それを戻すことは頻繁にあるので吐いたくらいで心配はないのだが、今回はその後しばらくしても食欲がないようなので気になっている。体の方は元気に動き回っているので深刻な心配ではないのだが、ここまで食欲が減退し続けるのは初めてなので気がかりである。

ひとつは同じキャットフードに飽きたことが考えられる。歳とともにそうなることが目立ち、これまで長く好んでいたドライフードで最も高い「カルカン」を2、3ヶ月ほど前から残すようになり、「キャネット」に変えたばかりである。まだまだたくさん残っているので、しばらくは魚粉を混ぜながら食べさせるとして、他にこれまで愛猫が食べた実績があるドライフードは「フリスキー」のみ。年齢的に固いドライフードが苦手になっているのかもしれないので、そうなると缶入りの高いものを食べさせないといけなくなるのかも。

我が家は所得が低いわけだし、これまでなら少々食べっぷりが悪くても安いドライフードを継続するのみという路線だったが、愛猫シルヴィは人間で言えば50〜60歳くらい。そろそろ初老の域に達するので、食べるものも気を遣ってやらねばなるまい。アメリカンショートヘアーというのは、とにかく好奇心旺盛でやんちゃな性格なのだが、最近はおとなしくしていることが多い。一緒に遊ぼうとしても、かまってもらえないのはこっちの方だということがよくある(^^;)

2005/11/25(金) 500円で買える幸せ
きのうもらったクオカードで何を買ったかといえば、ジョージアの缶コーヒー5本である。100円ほど手出しした。
といってもただの缶コーヒーではなく、ローソン限定の「有馬記念歴代優勝馬フィギュア」つきのジョージア5本。

これについてはすみさんのサイト(http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/5547/)のブログで知ったのだが、歴代有馬記念馬の中から12頭がフィギュアになっているというもの。親切なことに外箱から中身がわかるようになっているので、欲しい馬だけチョイスできるので有難い。1個120円なら庶民にも集められる価格だ。

フィギュアはよくできている。海洋堂ほどではないが、馬の表情や特徴もしっかり出ている。もちろん有馬記念を勝ったときの勝負服や帽子の色もそのまま。競馬場の売店に何千円かするフィギュアが売っているが、それをそのまま小さくしたほどの出来映え。120円で馬の小型フィギュアを買った上に、缶コーヒーまで付いてくるというような印象。そういえばタイムスリップグリコが出たときなどは、職場によくグリコのキャラメルがお茶菓子のようにたくさん置いてあったっけ。

今月15日から全国(沖縄を除く)のローソンで限定発売されているが、町中のローソン(天神)など稼働率というか売上の上がっているところではもうなくなっていた。私は福岡市東区奈多の郊外型ローソンでゲット。奈多店にはまだたくさん残っていた。噂によると、博多区の住吉通り沿いの店にもまだあるとか。

フルタ製菓の営業の方にチョコエッグを初めて見せてもらったときは、これは大ヒットすると感じたものだが、今回もすぐに売り切れるのではないか。多分私の予想では、好評に付き第2弾、第3弾もあるような気がする。

今回フィギュアになったのは、

シンザン
スピードシンボリ
トウショウボーイ
シンボリルドルフ
オグリキャップ
メジロパーマー
ナリタブライアン
グラスワンダー
テイエムオペラオー
マンハッタンカフェ
シンボリクリスエス
ゼンノロブロイ

の12頭。最近の馬を中心にするのは仕方ないとしても、テンポイントがないのはどう考えても不自然。個人的にはグリーングラスやカブトシロー、ホウヨウボーイは入れてやりたい。日本競馬に対する貢献度という意味では、メイジヒカリもぜひ。メイジヒカリはJRAの馬運車に付いている名前に、新しい馬に混じって唯一入っている往年の名馬である。

今回買ったのはシンザン、スピードシンボリ、トウショウボーイ、オグリキャップ、メジロパーマーの5頭。オグリキャップが初めてタマモクロスを敗った有馬記念の日は寒い日だった。メジロパーマーは馬券を当てたのだが、それよりもオグリの年の昭和63年の方が印象が強い。

2005/11/24(木) 幸か不幸か
天神3丁目のあたりを歩いていると、サラ金会社のおねえさんからティッシュを貰った。それにはスクラッチカードが添えられていて、クオカードが当たるという。スクラッチをこすってみるとあたりと書いていた。携帯電話機のセールスのようにどうせほとんどが当たりになっていて、事務所に連れて来て契約させる手口なのだろうと思っていたら、配っていた女性に見せるとちょっと驚いていたので、あんまり当たりはないようだ。エレベーターでビルを上って、サラ金会社のカウンターへ行ってみた。

そこには、カタギの会社では見かけることがないような、目つきの悪い事務員が不似合いな愛想を振りまいて座っている。私は以前にサラ金を借りていたことがあったが、何年も前に完済して縁を切りもう二度とくることはないと思っていた。こうした形で再訪することになるとは、先のことはわからないものである。

アンケートに答えてくれというので素直に書いた。趣味を尋ねる項目の中に「ギャンブル」という選択肢があったので、他の欄よりも大きく○をつけてみた(笑)。その趣味に1ヶ月に使う金額はという問いには、3〜5万円と記す。旅打ち、遠征費も含めるとそのくらいか。格好のカモと思ったかもしれないが、過去に消費者金融を利用したことがあるというところに○をし、今はカード類は一切持っていないというところにも○をしたので、一筋縄でいかないことも伝わっただろう。

やがて月末になるので数字に追われているのだろう、「よろしければカードだけでも作りませんか」と笑顔をくれたが、今は審査を受ける時間がないからと経験者ならではの断り方をして辞した。クオカードの500円分は儲かったような気がするが、これまでサラ金に納めた高額な利息を思い出すと焼け石に水である。これからどれだけポケットティッシュを貰ったとしても、それを埋めることはできないだろうが。

2005/11/23(水) 価値観の相違
滅多にこの日記には登場しないが、私の両親は健在で、今もときどきこの愚息に対していろいろと老婆心を向けてくる。そしてしばしばそこで衝突する。早く結婚しろとか、まともな仕事に就けとかいう話については、価値観の相違から接点が見出せないので、話はどこまで行っても平行線である。

夜の仕事というのは世間体が悪く、そして安定という意味でも常識人のめがねにはかなわぬもので、親としては世間体がよくて安定した仕事をさせたいらしい。しかし私はご免だ。たとえ経済的に今より数段豊かになるとしても、売れない商品を押し付けたり、日付を貼りかえたりするような仕事はもうご免。企業という組織の歯車となれば、えげつないことを避けては通れない。それを正当化していくうちに、倫理観も価値観もゆがんでいってしまいそうだ。そんなことより、実入りが少なくても今の仕事の方が、ずっとずっと人のためになっているし、社会のためにもなっているのは間違いないと信じている。

もう私もいい社会人なのだから、好まないことも少々あこぎなこともしなければ生きていけないのは重々承知しているが、納得できないことはできない性分なのである。信じられないと思われるかもしれないが、私が大学を辞めた理由のひとつに、人のノートを見たりカンニングしたりしてまで単位をとって卒業する大多数の学生を見てうんざりした、というのがある。同じ理由で、高校から系列の大学の推薦も望まなかった。たとえ美味しい身分や待遇が待ち受けていたとしても、そのためになりふり構わずということが出来ない人間なのである。

両親は私が風俗営業法に関わる店なんぞで働いていたことは知らないが、そこで私が学んだことや得たものが豊富にあるとは、終生理解してはくれないだろう。世間には様々な境遇の人がいて、生き方も様々なのである。そして人生は一度きり。望まぬ職場での苦悩から精神や肉体を消耗しても、それが癒える間もなく年老いていくばかりだろう。身も心も純度を保ったまま生きていくために、私は世間体や実入りの悪さを犠牲にしている部分もあるのだ。

立場が違えば意見も違う。私が親の立場なら、親の言うように人並みとやらの生活を子に望むだろう。でも私は親の考えに迎合することに、人生の前半を費やしたのでそれで十分。後は自分の人生なので自分で決める。風俗嬢を嫁にしてもとやかく言わないように。そんな予定はないが(*_*)

2005/11/22(火) 町内でまた強盗('A`)
テレビのニュースを見ていると、今日未明に家のすぐそばの行きつけのコンビニに強盗が入ったことが報道されていた。この日記の開設当初によく登場していた、入口がふたつあるうなぎの寝床のようなセブンイレブンである。刃物を持った男が店員を脅し、7万円奪って逃げたそうだ。

3年ほど前には家のすぐそばで殺人事件があったし、2年前は同じ町内に住む一家が殺され箱崎埠頭に沈められるという事件があった。それらの犯人は逮捕され一応の決着を見たが、その数年前にすぐそばの郵便局に強盗が入ったときの犯人は逃げ切ったままだ。

我が家のそばはコンビニ銀座で、セブンイレブンのそばにファミリーマートがあるのだが、2、3年前にはそのファミリーマートにも強盗が入ったことがある。その昔タモリがこの町のことを「あの辺りは怖いですよね」と番組中に発言し、同和団体から注意された「○○事件」があったが、よその人から見たら怖い町なのは確かだろう。これだけの裏づけがある。

治安も悪い。自転車、バイクともに2回づつ盗まれたし、新聞をポストから取られることも多々ある。老婆が歩きながら手鼻をしているのを目撃したこともある。数日間路上駐車したままというのもざらに見る。警察がほとんどパトロールしない地域ならではである。先日は日記に書いたように変質者も出現したようだし、様々な意味でエキサイティングな町である。

しかし住めば都。10年以上住んでいると、妙に居心地のいい部分もある。バス停へ1分、地下鉄の駅へ5分、JRの駅まで10分と便利。郵便局、銀行、コンビニなどへは徒歩3分以内。学生街なので、安い食処が多いのも有難い。路面電車の区間だった名残で西鉄バスの市内フリー区間内なので、西新の先の防塁や城南区田島、笹丘、南区の野間四角、博多区の瑞穂までは220円で行き来できる。天神や博多駅までは自転車ですぐに行けるのも便利。当分引っ越すつもりはないが、町内が穏やかになることを祈るばかり。

2005/11/21(月) 暖房開始
全国的に今日は寒い1日のようで、一部地域では12月下旬なみの気温だという。我が家でも部屋にいるのにかなり寒く、部屋や風呂の掃除をして体を動かしてみたものの、終って体の動きが止まるとすぐに寒くなってくる。というわけで、ついに今日から暖房が稼動開始となった。

暖房といっても、我が家では電気カーペットとハロゲンヒーターのみ。こたつもあるが、布団を出すと不潔になるしダラダラしがちなので机代わりにとどめている。九州だからこそこの程度で事足りるのかもしれないが、灯油は買いに行くのは厄介だし今年は灯油が高そうなのでこれでよかろう。石油ファンヒーターや石油ストーブを使う家庭の今年の光熱費は、例年よりかなり割高になるのではないか。

家電売り場の係員の話では、ハロゲンヒーターはハロゲン球を使用しているので、3シーズンくらいで球が消耗してしまうらしい。なるほど使い捨てのような安い値段だし、大メーカーがほとんど製造していないわけだ。電気ストーブと違いスイッチを入れて2、3秒で即座に温かくなるし、その温かさも電気ストーブ以上だが、その寿命はそんなに短いとは。この日記とこのハロゲンヒーターと、どちらの余命が長いのだろう・・・(^^;)

2005/11/20(日) アシックスが最良
ウォーキングを始めてから8ヶ月ほど。最も重要なのは継続することだと思っているが、次に大事なのは靴だ。いろんなメーカーの運動靴を履いてみた結果、もっとも自分が履きやすく感じたのはアシックス。写真左手前2つのモデルが特にいい。まず重量が軽く、幅がやや広く、通気性がよく、底の形状がいい。多くの運動靴メーカーがある中で、アシックスを使用している有名人が多いのは、そう感じている人が多いからではないだろうか。実家にもアシックスの運動靴があり、私の母も同じように特に履きやすいと言っていた。

私は時計好きなので、電車やバスに乗ると周囲の人がつけている腕時計を必ずチェックするが、最近は靴も見るようになった。福岡あたりの男子高校生にもっとも人気があるのはアディダスで、次いでナイキのように感じるが、私の感想はいずれも良くも悪くもない履き心地というところ。もちろんモデルによっても違うだろうが、これまででも特に良かったり悪かったりする印象があまりない。

デザインが気に入っているのはPUMAだが、そのせいか女性で履いている人をよく見かける。写真のように男性用でありながら、かなり派手なデザインが多い。スポーツ選手や芸能人に使用されているのをあまり見ないが、靴売り場に行くとだいたいある程度の在庫があるので、営業力はあるのだろう。アシックスは最近あまり置いていない店が多い。

最初は量販店で購入した中国製ノーブランドの激安の靴で歩いたり走ったりしていたが、僅かなズレからマメが出来てしまい、グレードアップすることになった。地元アサヒコーポレーションの靴は安くて丈夫だが、全体的に薄いので足の負担になりやすい。上記の有名ブランドはその3倍以上の値段だが、1日2時間歩いてさらに走ったりしてももまったく足に負担がかからない。とは言っても靴の方には負担がかかるので、毎日日替わりで靴を変え、一度履いたら数日は休ませることにしている。靴の連投は2倍、4倍と消耗するらしい。

2005/11/19(土) 庶民はシビアなのです
いつも朝から満車だった呉服町のコインパーキングが、最近よく空きがあるので注意深く見てみると、これまで60分100円だったのがいつのまにか40分100円に値上げしている。料金表のボードの時間の欄が、ビニールテープで上塗りしてあるので一目瞭然だ。毎日朝からほとんど満車の状態だったので、調子に乗って値上げしたのだろう。

しかし利用者はデリケートである。そもそも60分100円の駐車場に止める人など、財布の紐が固いに違いない。つまり安いから止めているのであって、ありきたりの値段になればわざわざ呉服町のような不便な場所には止めないだろう。呉服町は西鉄バスの100円区間の範囲内なので、駐車場に止めて博多駅や天神に出かけていた人もいたことだろう。博多駅周辺にある無人式のコインパーキングはだいたい昼間で30分100円、天神では20分100円が相場。長く止めるのなら、呉服町に止めてバスで移動した方がだいぶ安くなることになる。

付和雷同というか、ちゃっかりそのとなりの駐車場も40分100円に値上げしていた。運営している会社は別の名前になっているが、便乗したのだろう。そして利用者も負けていない。呉服町からバス停1つ分歩いた蓮池の駐車場はまだ60分100円のままだったが、これまでわりと空いていたのだが、こちらはここのところいつも満車のようだ。今後の展開が面白くなってきた。

2005/11/18(金) また再開します
去年の2月から減量計画を始めたが、それはそもそもこの秋に行われるある運動の大会に選手として参加することが発端だった。しかしながら複数の主催者の揉め事により、大会は中止になってしまった。そのためこちらもすっかりだらけ、リバウンドはついに10キロに達した。つまり減量開始から減ったのは僅かに5キロということになる。

ここのところずいぶん美味しいものも食べたし、運動不足な生活をおくってきたので、当然といえば当然の結果か。ということで、今日からふたたび減量強化を開始。魚も控えて、野菜を海草メインの食生活に戻すことにした。冷蔵庫に残っているシシャモの♂がなくなれば、プチベジタリアン復活だ。しばらくはひもじい日々になりそうだが、ひとまずあと5キロ減らすことを当面の目標にした。

それにしても朝の大濠公園を歩いていると、町中に暮らす人のこれほどまでが運動不足にさいなまれているのかと思うほど、歩いたり走ったりしている人が多い。同じ方向へ向かっている人が多いと、それは賛成票を多数得たようなちょっとした自信になるのは有難い。とりあえず少し結果が出れば、あとは楽しくなるだろうから、しばらくそれまでの辛抱かもしれない。

2005/11/17(木) ラジオ世代の生き残り
紅白歌合戦の司会にみのもんたが決まったそうである。いろいろと言われているみのもんただが、これだけ長きに渡って画面に出続けることは、質はともかくすごいと思う。

私が最初にみのもんたを知ったのは、70年代後半、平日午後に文化放送で奥様相手の番組でDJをしていた頃。同じ時間帯、ニッポン放送では今仁哲夫、ラジオ関東では小川哲哉が番組をしていた。今仁哲夫は初代オールナイトニッポンのDJで、ロイ・ジェームス亡き後に不二家歌謡ベストテンの司会をしていた方、小川哲哉は文化放送の「決定!全日本歌謡選抜」でおなじみの有名アナウンサー。思えばみのもんたは、まだAMラジオがかなりレベルの高い争いをしていた頃からの生き残りだが、ライバルだった小川哲哉は消息がわからないほどの存在になったことを思えば、渋太いというかやっぱりすごい。

今はすっかり凋落したとはいえ、紅白歌合戦の司会というのはアナウンサーにとってはかつては頂点と言ってもいいはず。紅白の現状を考えると複雑な心境かもしれないが、ラジオ世代の生き残りとして頑張ってもらいたい。私は観ないだろうが(笑)

2005/11/16(水) 玉露
きのうは北海道物産展の後で、岩田屋本館4階にあるSADEU(サドゥ)へ。茶寮というより、日本茶メインのカフェといったところ。店内が広いこともいいが、全席禁煙というのは有難い。カウンター越しに天神の街が眺められるのも魅力。

玉露を頼んだのだが、香りが良く渋みと辛みが感じられる味もよかった。上質のお茶をいただく機会は私の日常にはなかなかないが、いいお茶というものは本当に美味しいものだ。少々高くてもいいお茶の葉を買って帰ろうかと感じるほど。そりゃ、缶入りの120円の玉露とは比較にならない。

ニューヨークヤンキースのトーリ監督は、毎日日本茶を飲んでいるそうだが、本当にいいお茶なら毎日でも飲みたくなるだろう。「お茶する」という言葉は、いいお茶があればものすごく充実した時間になると再認識。そろそろ玄米茶を卒業するか(笑)

2005/11/15(火) 一宿一飯の義理
岩田屋で行われている北海道物産展へ行ってきた。行ったのには目的があって、ししゃもの大野商店へ顔を出すためである。今年の8月28日のギャンブル日記に書いたのだが、夏の札幌競馬で万馬券を当てた。そのときの2着の馬が、鵡川でししゃも加工販売を行っている大野商店所有のその名もシシャモムスメ号だったのだ。

その前に岩田屋で北海道展があったとき、大野商店が出店していて、友人とともにそこの売り場の担当者と競馬の話で花が咲いたのだった。ししゃもを買わないのに焼いて食べさせてくれたし、恩義を感じて馬券を買ったら、近走さっぱりで9番人気という低評価を覆し、激走して2着に踏ん張り万馬券となった。

儲けさせてもらったのだから、しっかりと恩返しするのが流儀。ということで大野商店の販売ブースへ顔を出し、馬券的中の報告とともにシシャモのオス10尾を購入。早速持ち帰り焼いて食べてみた。

生まれて初めてオスのシシャモを食べたのだが、身に脂が乗っていて適度な苦味もあり、けだし美味である。これまでシシャモは卵のボリュームが全てだと思っていたが、子持ちのシシャモとはまた違った美味さで、私はオスの方が好みである。ハタハタをシャープにしたような味とでも言ったらいいだろうか。酒の肴にもご飯のおかずにも両刀使いできる。

今回大野商店の冊子を見て知ったのだが、これまで私がスーパーで購入していた「ししゃも」はシシャモではなく、「カペリン」というキュウリウオ科の別の魚で、シシャモの代用品らしい。写真を見ると、一般にスーパーで売っているのは全てこのカペリンのようだ。市場のシシャモの9割がカペリンという。本物のシシャモはオイカワやワカサギのように身が黄色く、ウロコの目が大きくはっきりしている。とは言っても、今後も我が家の食卓に上がるのは、圧倒的にカペリンの方だろうが。
http://www.do-shokoren.or.jp/mukawa/mukawa2400.htm

2005/11/14(月) 甘木に広島の風?
先日甘木市へ出かけ、商店街をふらついていると、帽子専門店を発見。近づいてみると、ショーケースの下部に赤い帽子ばかりが並んでいる一角がある。そこには、小学校で使うと思われる紅白帽がなぜか赤にばかり向けられて陳列されていて、その周りには広島カープの帽子が囲むようにいくつも置かれていた。

店内に他の野球帽はなく、広島カープのだけである。読売どころか、福岡の帽子店なら必ず山積みされているホークスの帽子すらない。熱狂的な広島ファンで、その売り場作りのために紅白帽も紅に統一してあるのだろうか?

広島は郷土意識の強い土地柄で、北海道には北広島という市があるほどである。人影もまばらな甘木商店街にも広島人のアジトか?

2005/11/13(日) お買い物
久しぶりに高価なシャツを買った。年とともに着るものにあまりコストをかけなくなってきているが、思い切って出費した理由はこのシャツとは関係ないところにある。

このシャツを買った衣料品店で先日すごく気に入ったコートがあったのだが、そのときたまたま(というかいつものことだが(^^;)持ち合わせがなく、家に近い店ではないのでまた次に来たときに買おうと思って1週間ほど空けて行ってみると、そのコートは売れてしまっていたのだ。かなり気に入っていたのでそのショックというか喪失感は大きく、今回このシャツが目に留まったものだから、少々高いが即決で買ってしまったのだ。気に入ったデザインで、しかも色やサイズがぴったりというものは、一度逃すとなかなか出てこないものだ。あのコートに出会えることはもうないだろう。

このシャツがその身代わりというわけではないが、久々のちょっとした買い物なので大事にするとしよう。風俗店などをしていた頃に比べると、派手な服装は段々控えるようになってきているが、違う意味でヤクザ的趣味になっているとも言える(^^;)

2005/11/12(土) 雨に濡れてよかったこと
私は傘を持ち歩くのが好きでない。家を出るときに土砂降りでもない限り、少々の雨ならば傘なしで出かける。さすがに台風が来ている日や梅雨時期は傘を持って出るが、雨降りが少ない福岡では、市内へ行くだけなら傘がなくてもなんとかなることが多い。

そんな福岡ではめずらしく、きのうは朝から夕べまでずっと雨。ついに雨に濡れる羽目になってしまった。といっても、フード付きのジャンパーを着ていたし帰ってから風呂を浴びれば済むことなので、本人は大して気にはしていなかったのだが、屋根のないバス停でバスを待っていると、他にバスを待っていた人が、傘をさしかけてくれた。そしてさらにその後、別のバスに乗り換えるとき別のバス停で別の人からも再び同じ行為を受けた。見知らぬ人とのコミュニケーションが少なくなっていく21世紀だが、久しぶりに見ず知らずの方からの親切に情けを感じた。

おかげで雨を凌げたことよりも、その善意の方に喜びをおぼえた。11月の雨に濡れて身体は冷たくなってしまったが、ほんのりと温かいものを感じることが出来た日だった。

2005/11/11(金) 私の狙う観光地
北海道の雨竜沼湿原が国際的に重要な湿地と認定され、ラムサール条約締約国会議により登録認定証が授与されたそうである。雨竜沼湿原は、次に北海道へ行ったときにぜひ行きたいと思って目をつけていたところなので、嬉しい半面あまり有名になってほしくないという思いもある。知床などは世界遺産に登録されたことで、恐ろしく観光客が急増したそうである。私が知床に泊まった17、8年前でも、羅臼の無料キャンプ場近くにある熊の湯という無料の温泉露天風呂は、当時から夜遅くまで待たないと常に満員状態だったが、もはや24時間空くことがないのかも。

ここで私が行きたいと思っている、各地の名所や都市について書いておこう。名所の場合は名所というより裏名所的なところが多い。これは私の性格的なところもあるが、主要な観光地はすでに訪問済みということもある。全て書くとかなりの量になるので、今回は絞り込んで数箇所にとどめよう。

まず青森の仏ヶ浦。
下北半島は尻屋崎や大間崎、恐山など要所を回ったのだが、時間の関係で仏ヶ浦と脇野沢が残ってしまった。平成元年にバイクで訪れたのだが、当時まだ仏ヶ浦に通じる国道は未舗装だったため後回しになってしまった。この前年にバイクで北海道の雄冬岬沿いの未舗装の国道を走っていて、チェーンが故障した経験から慎重になっていたのだ。
青森では他に津軽の美山湖にも行ってみたい。人造湖だが、水が少ない時期は北海道の朱鞠内湖やトドワラのように、水中から木が生えている姿が見られるので、一見したいものだ。

そして神奈川の横須賀にもいつか行きたいと思っている。神奈川県の市の中で唯一行ったことがないところ。数年前までかなり古い台を稼動させているパチンコ店があったのだが、閉店してしまった。いいきっかけを逃してしまった。

静岡市北部へも大井川鉄道に乗って一度は行かねばという気持ちがある。私にとって静岡はどうも印象が薄い。東京から福岡へ帰省するときは、普通の大垣行きや急行銀河など格安の夜行を利用していたため、いつも静岡は夜中にひっそり通過するばかりだったことがあるだろう。復路の大垣発東京行きの夜行でも、静岡は夜中に通るのである。

それから島根の隠岐諸島。離島好きなので外せないところなのだが、福岡からでさえかなり行きにくい。誕生日前後に飛行機を利用するのが最も現実的なプランか。新聞の紙面広告に出ているツアーでわりと安く出ていることがあるが、出発が朝の7時とか早いので、朝まで仕事の私には無理。同じ離島では長崎の五島もそのうちに行かなければ。

と挙げ出したらキリがない。かつては休みの度に旅に出ていたが、どうも最近は体力や気力の低下を痛感する。なので、今後、上記の場所を全てクリアする確率は、かなり低いような気がする。

2005/11/10(木) 変質者出現!!
ポストにチラシが入っているので見てみると、写真のような内容だった('A`)

今どき「変質者」という言葉もなかなか聞かなくなったが、まだ身近にいるというのが何とも遺憾である。自分の愚息を他人に見せたいのなら、ストリップ劇場のナマ板ショーで元気よく手を上げ、俎上ならぬ壇上で思いっきり晒せばいいのに。

それにしても、むかしは通学路などに、「ちかん注意」などの看板をよく見かけたものだが、こんなチラシがポスティングされているのは初めて見た。ここへ来て10年ほどだが初めてだし、過去に住んだ場所でも見たことがない。いっそのこと実物を見てみたい気もするが、きっと男の前には現れないのだろう。

2005/11/09(水) スマック
スーパーで昔なつかしい炭酸飲料「スマック」を発見したので購入。スマックは現在、500mlのペットボトルも発売されているが、やっぱり瓶のこの200mlサイズが魅力的。オロナミンCやリアルゴールドのように、炭酸がしっかり感じられて美味しい。

この「スマック」は「パレードコーヒー」となど同じく統一ブランドのひとつで、昭和42年頃から名古屋の中小飲料メーカーほか28社がこの名称を用いてクリームソーダ飲料を製造していたそうだ。名古屋というからには、駄菓子色が強くそのルートで流れていたのかもしれない。実際、現在売られている500mlペットの「スマック」は大阪のサンガリアが製造、発売している。今回私が買ったのは、広島県三原市の櫻南食品製造の商品である。

この手のクリームソーダ系炭酸飲料といえば、九州では南酪の「スコール」が有名だが、全国規模の大手メーカーでもカルピスソーダやアンバサなど各社が送りだしているが、私が好みだったのはサントリーから出ていた「ヨーグリーナソーダ」だ。すっきりして飲み心地よかったのだが、15年以上前に終売になってしまった。乳性炭酸飲料はどうもどの商品も今ひとつヒットしきれないようだ。この「スマック」や「スコール」のように、脇役で細々と生き続ける宿命なのか。

2005/11/08(火) 光と陰
CS放送のファミリー劇場でドラマ「積木くずし」の最終回を見ていると、娘が非行から少しずつ立ち直る象徴的な場面として、母子でレストランに入るシーンが出てきた。そのレストランは半蔵門にある結婚式場なのだが、実は私は学生の頃、そこで下働きをしていたことがあり、ドラマの進行から離れてその頃のことをひとり思い出した。

それは私が上京して初めて働いた場所であり、18歳の私が華やかな結婚式場とその裏方の格差を目の当たりにした場所なので、ドラマのシーンを見ながら感傷的になってしまった。結婚式場という大きな組織の中で最下級の労務に臨んだ私は、この社会はぐずぐずしていると下っ端のままあっという間に歳を取ってしまうと痛感し、何とか這い上がらなければならないと焦ったものだ。

大学生の頃は、のべつ素寒貧だったこともあって学校へはあまり行かず働いてばかりいた。アルバイトという身分なので、仕事というより労働という色合いが濃く、経済的不安は将来の不安にもつながり、生活全体が暗かったように思う。そういえば自腹で酒を飲んだ記憶が全くないし、どこかで楽しく遊んだという覚えもほとんどない。

それに比べると今の方がどれだけ能天気で気楽な毎日だろうか。今の私は、何より日々の楽しさを最優先する生活なので、そのために犠牲になることはほとんど苦にならない。後でツケが回ってきそうなことはいくつかあるが、今を楽しめれば他は二の次というのが率直なところ。だからあの頃のように、見えない不安に怯えることはないのだろう。とりあえず、今の仕事に就いてから、私は仕事に行く前に「ああ、いやだ」と思うことは一度もない。それが当時と違う一番のポイントだろう。

2005/11/07(月) 紅葉間近
早良区の山奥へ出かけてみると、部分的に紅葉が進んでいる。先日杷木町へ出かけたときも、パラパラと山が赤く色づいて見えたが、標高が千メートル未満のところでも木々は色づき始めている。

早良区の山奥といえば、西鉄バスの路線では椎原行きと曲渕行きがあるが、前者は1時間に1本間隔で運行されているのに、後者は2時間に1本。しかし前者のバスは行きも帰りもガラガラ。それは今日だけでなく、渓流釣りにいくときも利用しているのだが、概ね空いている。後者は往路でそれなりに席が埋まっていて、復路もわりとよく乗っていた。2時間に1本だけにそれだけ乗っているともとれるが、曲渕線沿線の住民がちょっと気の毒に思えてしまった。

曲渕方面は途中の石釜というところにある国民宿舎までバス便が過去にあったのだが、国民宿舎が民間施設に変わったためバス便は廃止されてしまった。また、曲渕の上流の野河内渓谷まで、昭和バスの路線があったのだが、どうやら廃止されたようだ。尚更気の毒な気がした。それにしても、東区の志賀島の先からこの早良区の曲渕までを考えると、福岡市もなかなか広い。曲渕ダムを過ぎると、すぐ先は佐賀県になる。

2005/11/06(日) 心のある仕事
ヤマハ福岡店でCDを買ったら、袋を留めるセロテープの端を折り曲げて貼ってくれた。つまり開封するときに簡単に開けることができるようにしてくれたことになる。ちょっとした気遣いなのだが、たったこれだけのことをしてくれる人は世間には少ない。ほんの少しの手間だけで済むことなのだが。

例えば私がよく行く精肉店で食肉を買うとき、高校生のバイトのおねえちゃんはいつもビニールをカタ結びにしているので開けにくい。行きつけの八百屋のおばちゃんもカタ結びでぎゅっと締める。方蝶結びにしてくるだけで、簡単に開けることができるのに。

これは人に教えられてすることではなく、自分で考えてするべきことではないだろうか。私は新入社員の頃、名刺は両手で受け取るようにと教わったが、それを応用して相手をどう慮る行動を取るかは、いちいち教えられることではない。ヤマハが接客マニュアルとして励行しているのか、レジの女性が自主的に気を利かせてくれたかはわからないが、どちらにしろ私にとってヤマハのイメージは向上することになる。音を生み出す企業だけに繊細な心の持ち主が多いのか、とか考えたりする。

ヤマハ福岡店は、地震のときにガラスが落下して全国的に有名になった福ビルの1階にある。レシートを見るとK谷さんの名前になっている。他の人のレジのときにどうなるか、ちょっと楽しみでもある。

2005/11/05(土) カバヤの博多上陸
ローソンで買った100円アーモンドチョコの製造元を見てみると、カバヤ食品だった。60年代から70年代にかけてカリポリキャンディやジューC、プレッツェルなど大ヒット商品を連発したカバヤだが、80年代に入るとその栄光もかすんでしまい、福岡ではマルキョウあたりで安売りの餌食になっていたものだ。コンビニの百均菓子を作っているとは、細々と地道にやっているのだろうか。

ホームページで商品情報を見てみると、相変わらず「トンカツチョコ」などのキワモノもあるが、フィンガーチョコやミニカー付きの玩菓など旧態依然とした部分が目立つ。驚いたのは「なめ猫キャンディー」なる商品が売られていること(写真)。いまどきなめ猫のキャラを前面に出した商品である。又吉というモデルの猫はもう死んだと聞いたが(^^;)

さらに驚いたのは、博多駅構内に「ハカタカバヤ」なるブースが出来ていること。場所を見てみると裏口(筑紫口)の隅っこという盲点のような所で納得。オリジナル商品のひとつには、某社の明太子プリッツを意識したような、博多梅プレッツェルという商品がある。土産に買って帰ったとしても、おそらく誰も知らないだろう(笑)。大宰府の飛び梅を意識したのかもしれないが、パッケージのデザインでは、カバヤのキャラクターであるカバガラスとやらが、山笠の神輿に背負われているというお門違いであるのに苦笑する。一度その「ハカタカバヤ」とやらに行ってみなくてはなるまい。
http://www.kabaya.co.jp/topics/hakata.html

2005/11/04(金) 本物のない売り場
岩田屋の九州焼酎祭りに出かけてみると、初日は限定品目当てであれだけの賑わいだったのに、きのうは祝日だというのにガラガラ。そもそも百貨店の酒売り場というのは微妙なポジションで、裕福な家庭は地域の酒屋に配達してもらい、中流はスーパーやコンビニ、それ以下はディスカウント酒屋で買うというのが実情で、定期的にデパートで酒を買うという人は少ないのではないか。それに元々酒の業界は独自の仕入れ体系が確立されていて、百貨店のような扱いにくいわりに売上の上がらない販売先とは、あまり深いつながりを持たないのかもしれない。百貨店の酒売り場で日本酒や焼酎が充実していると感心するところは、ほとんど見たことがない。

さて九州焼酎祭りとやらの品揃えを覗いてみたのだが、魅力的な逸品は見つからなかった。人気の銘柄は出所が限られているので、百貨店のようなところにゴロゴロと並べられることはないのだろう。年間と通して安定してかなりの数量を捌ける居酒屋にでも流した方が、問屋としても稼げるに違いない。晴耕雨読の原酒あたりを今回の催事の目玉にしていたようだが、限定数量なのに大量に陳列されていた。結局、客の興味は入手困難な銘柄に限られるということか。

ところで焼酎の銘柄で目立ったのは、有名銘柄そっくりの別銘柄。「百年の孤独」を連想させる『千年の眠り』、「かめ雫」と聞き違えそうな『神しずく』、そして「魔王」と間違えそうになった客がいた『大魔王』などの類似銘柄が我が物顔で鎮座している。しかも肝心の本物の方はひとつもないのである。大の百貨店が亜流ばかりを並べるなといいたいところだが、ボリューム感を出すための頭数として置いているのかもしれない。それが今の岩田屋の実力ということだろう。それにしても岩田屋は接客が酷い。これは社風というか店全体に染み付いたもので、そう簡単に払拭できるものではなさそうだ。ヨドバシカメラの方がよほど客を大事にしてくれる。岩田屋はまずは笑顔の接客を覚えてほしい。

2005/11/03(木) トイレでしか読まない本
我が家のトイレには棚がある。トイレットペーパーの予備でも置くために設計されたのだろうが、私の場合、トイレ用の本棚として使用している。自分なりにトイレ向きの本を選んで置いている。そのときに読んでいる本をトイレに持ち込むこともあるが、トイレでしか読まない本もある。

今のところトイレに並べてあるのは、佐川章著の「大往生事典」(講談社+α文庫)や、天野貞祐の「生きゆく道」(角川文庫・絶版)など、生や死を題材にしたもの。生や死については、思春期を始めとして多くの人が考えることと思うが、私の場合、若かりし頃、これについて人一倍考えてきた結果、日常ではあまり考えないことにしようという結論に及んだ。身近な人物の死に直面したり、衝撃的な事故の記事を読んだりすると日常の中でも再燃することもあるが、なるべく日常には持ち込まず、閉塞された空間でのみ考えることにしている。

「大往生事典」は500人以上の作家について、命日の順に死んだときの状況が略歴とともに記されている。それらを並べて死生観を考えるのが主題のようだが、著者の私見や憶測は一切記されていないので、それぞれの死を至純に受け止めることができる。19歳の夭折もあれば100歳の大往生もあるが、作家に限っているので事件や自殺などが多く、これだけを読むと人生が皆、波乱万丈であるように思いがちになってしまうのが、出版物としての短所かとも思う。しかし1月1日から日付を追ってまとめられているので、今日は誰がどのように死んだのかと考えることができ、時間に流されてしまいがちの日常にほんの少し抗うことを手助けしてくれる本でもある。

その中で印象的なのは、私小説作家の葛西善蔵の最期だ。結核に蝕まれながらも飲酒を続け、酒を飲みながら「葛西善蔵の容態は絶望的」という朝刊の記事を読み、「なかなかよく書けている」と評したそうだ。自他ともに死が迫ったことを確実に認めた刹那に何を思ったことだろう。

他に渡辺照宏著の「死後の世界」(岩波新書)などもある。いずれにせよ、休日に居間でじっくり読もうという気にはなれないのである。かといって全く考えないわけにもいかない。ということで、限られた空間で断続的に読むことにしている。断続的ではあるが、生涯で積算するとわりとまとまった時間になるわけであるし。

2005/11/02(水) ガストの朝メニューに失望
久々にモーニングタイムにガストへ出かけてみると、朝メニューが変わっていた。玉子料理のコンチネンタル(というほどでもないが)は、同じ値段でソーセージがなくなっていて、いつのまにか別料金になっている。しかもかつておかわり自由だったくるみパンやフォカッチャが1皿限りになっている。つまり実質値上げということになる。パンケーキの朝メニューが1品増えていたのが目新しいところだが、正直失望した。コストパフォーマンスでは一押しのガストだったが、これで朝に行くことは当分なさそうだ。

ガストは店舗によって等級があり、値段も違う。最近私がよく行く甘木店などは日替わりランチにドリンクバーが付いて480円と激安だが、都会の店ではランチにはドリンクバーが付かない。その代わりに儲かっている店はドリンクバーが充実していて、今日行ったK固店などは「プレミアムカフェ」と称して、ドリンクの種類が豊富でコーヒーだけでも5、6種類もあった。郊外店ではせいぜい2、3種類である。そういう点では巧みに差別化されていると思う。

このガストやジョイフルなど安い店は有難いのだが、それに伴って客層が低下するのが遺憾だ。今日などは端の席で寝込んでいるアバズレ女がいて目障りだった。一度厠へ行くために起き上がり、席に戻るとまた寝ていた。他の良識ある客のために注意するのも店の仕事だと思うのだが、放置プレイだった(ーー;)
(写真は靴を脱いで爆睡するDQN客)

2005/11/01(火) ひるパス後記
10月は西鉄バスのひるパスを購入したが、そのまとめを書いてみよう。まず通勤には確実に使えない時間設定だ。これは朝から夜まで働く人だけでなく、私のように夜から朝まで働く者も同様。なので休日に使うしかない。

1ヶ月6千円の料金だが、元を取ることをまず主眼にしていたが、ちょっと遠出すれば元くらいは楽にとれることがわかった。結局、正規運賃で計算して2万円ほど浮いたことになるが、バスカードを使えば乗継割引が発生するし、パスがあるがゆえに運賃を考えず細かな乗換えができたので、まともにそれだけの運賃分を乗ることはなかったともいえる。

しかし市内から杷木町まで原鶴温泉に寄りバスで往復すると、それだけで3千円ほど。2往復すれば元が取れることになる。天神と赤間なら往復で2千円弱。市内だけ乗るにしても、早良高校から博多駅まで690円だし、バス中心に移動するのなら6千円はすぐに届くだろう。

問題なのはやはり時間の制約。バスは電車のように時間通りに運行しないので、道の空いている朝方はともかく、夕方は必ずといっていいほど遅れるので、乗換えを伴えばかなりの時間ロスが発生する。西鉄バスでは渋滞の場合5時半までは使えると明記してあるが、バスの待ち時間だけで15分くらいすぐに経つし、遅れも20分くらいはザラなので、遠方の場合乗換えを伴えば3時台に出ないと市内の目的地に着くのはしんどい。
時間を過ぎて交通費を手出しする手段もあるが、6千円出してパスを購入しているだけに、追い銭するとメリットが半減するように思う。バス代よりも明らかに鉄道代の方が安い傾向にあるし、それならば遠方は初めから電車や高速バスを利用した方が効率がいい。

いま一つの問題は使用範囲。福岡市とその周辺の市や郡部というと一見広いように思われがちだが、近年業務の効率化から、例えば秋月などのように西鉄路線が撤退して地元のコミュニティバスなどに転換された地域も多く、路線網はかつてほど充実していない。3ヶ月の定期だとひと月当たり千円安くなるが、3ヶ月使えば頭打ちになるような気がする。

とはいえ、バス好きにとっては6千円ならなかなか使える大人のおもちゃというのが1ヶ月使った私の感想。パチンコ屋にでも行って、悪い空気を吸いながら不健全に休日を過ごすよりはるかに充実しているだろう。県内でも新しい発見はまだまだできると実感したし、バスでしか行けない村や町もある。ということで今月も購入。明日は岩田屋に開店ダッシュして買い物した後、先月攻めていない早良方面にでかけようと思う。待てよ、唐津くんちがやっていて、競艇も開催中だ。さあどうするか(^^;)
(写真はひるパスで行った筑前町ののどかな風景)


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