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2005/11/01(火)
ひるパス後記
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10月は西鉄バスのひるパスを購入したが、そのまとめを書いてみよう。まず通勤には確実に使えない時間設定だ。これは朝から夜まで働く人だけでなく、私のように夜から朝まで働く者も同様。なので休日に使うしかない。
1ヶ月6千円の料金だが、元を取ることをまず主眼にしていたが、ちょっと遠出すれば元くらいは楽にとれることがわかった。結局、正規運賃で計算して2万円ほど浮いたことになるが、バスカードを使えば乗継割引が発生するし、パスがあるがゆえに運賃を考えず細かな乗換えができたので、まともにそれだけの運賃分を乗ることはなかったともいえる。
しかし市内から杷木町まで原鶴温泉に寄りバスで往復すると、それだけで3千円ほど。2往復すれば元が取れることになる。天神と赤間なら往復で2千円弱。市内だけ乗るにしても、早良高校から博多駅まで690円だし、バス中心に移動するのなら6千円はすぐに届くだろう。
問題なのはやはり時間の制約。バスは電車のように時間通りに運行しないので、道の空いている朝方はともかく、夕方は必ずといっていいほど遅れるので、乗換えを伴えばかなりの時間ロスが発生する。西鉄バスでは渋滞の場合5時半までは使えると明記してあるが、バスの待ち時間だけで15分くらいすぐに経つし、遅れも20分くらいはザラなので、遠方の場合乗換えを伴えば3時台に出ないと市内の目的地に着くのはしんどい。 時間を過ぎて交通費を手出しする手段もあるが、6千円出してパスを購入しているだけに、追い銭するとメリットが半減するように思う。バス代よりも明らかに鉄道代の方が安い傾向にあるし、それならば遠方は初めから電車や高速バスを利用した方が効率がいい。
いま一つの問題は使用範囲。福岡市とその周辺の市や郡部というと一見広いように思われがちだが、近年業務の効率化から、例えば秋月などのように西鉄路線が撤退して地元のコミュニティバスなどに転換された地域も多く、路線網はかつてほど充実していない。3ヶ月の定期だとひと月当たり千円安くなるが、3ヶ月使えば頭打ちになるような気がする。
とはいえ、バス好きにとっては6千円ならなかなか使える大人のおもちゃというのが1ヶ月使った私の感想。パチンコ屋にでも行って、悪い空気を吸いながら不健全に休日を過ごすよりはるかに充実しているだろう。県内でも新しい発見はまだまだできると実感したし、バスでしか行けない村や町もある。ということで今月も購入。明日は岩田屋に開店ダッシュして買い物した後、先月攻めていない早良方面にでかけようと思う。待てよ、唐津くんちがやっていて、競艇も開催中だ。さあどうするか(^^;) (写真はひるパスで行った筑前町ののどかな風景)
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